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盛山 和夫/著 -- セイヤマ カズオ -- 東京大学出版会 -- 2025.5 -- 361.16

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 361.1/セ025 0116325952 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 社会学の方法的立場
書名カナ シャカイガク ノ ホウホウテキ タチバ
副書名 客観性とはなにか
著者 盛山 和夫 /著  
著者カナ セイヤマ カズオ
版表示 増補版
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2025.5
ページ数 18,348,18p
大きさ 20cm
一般件名 社会学
内容紹介 現代社会の危機に、社会学はどのように応えることができるのか。現代社会が直面する課題にアプローチする学問的営みのあるべき姿を提唱し、社会学理論の再構築をめざす。著者のその後の思考の展開を描いた新章を増補。
NDC分類(9版) 361.16
ISBN 4-13-050213-9
ISBN13桁 978-4-13-050213-9
定価 ¥4000

目次

1章 リスク社会における事実性と反照性
  1 リスク社会という問題
  2 なぜリスク社会なのか
  3 反照的事実としてのリスク
2章 社会的事実とは何か
  1 社会的事実の客観性問題
  2 社会的世界の構図
  3 社会学における客観性の地平
3章 理念型という方法
  1 理念型という方法
  2 理念型と文化意義
  3 文化意義の認識における客観性問題
4章 シュッツにおける「客観性」の意味
  1 ヴェーバーにおける理解社会学の構想
  2 廣松渉におけるシュッツの「現象学的社会学」
  3 シュッツによる理解社会学の再構成
5章 理解社会学の理論仮説
  1 理解社会学とその理論仮説
  2 社会学における主観的日常知の位置
  3 仮説的なものとしての「理解」
  4 意味の主観性と共同性
6章 弱い合理性の理論
  1 合理性をめぐる社会学と経済学
  2 合理性の仮定への批判について
  3 行為の合理性の意味
  4 弱い合理性仮定における説明の形式
7章 階級の幻想
  1 主体としての階級概念
  2 達成としての階層
  3 階級幻想
  4 業績主義化と学歴主義化
  5 豊かさの中の階層論
8章 公共社会学の理論構想
  1 公共社会学への関心
  2 意味秩序の探求としての社会学
  3 外部視点戦略
  4 公共性に志向した理論形成へ
9章 事実/価値二分法の真実
  1 社会学における事実/価値二分法の伝統
  2 ムーアの自然主義的誤謬論とそれへの批判
  3 事実/価値二分法とは何か
10章 社会は反照的共同性からなる
  1 社会学の特異性
  2 社会の反省知としての社会学
増補章 社会構想の学という挑戦
  1 未成の公共社会学
  2 民主主義の危機と文系学問
  3 社会構想としての公共社会学