松永 瑠成/著 -- マツナガ リュウセイ -- 勉誠社 -- 2025.2 -- 016.9

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 016.9/マ025 0116317694 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 貸本問屋と貸本文化
書名カナ カシホン ドンヤ ト カシホン ブンカ
副書名 娯楽的書籍の出版・流通・受容
著者 松永 瑠成 /著  
著者カナ マツナガ リュウセイ
出版地 東京
出版者 勉誠社
出版者カナ ベンセイシャ
出版年 2025.2
ページ数 12,633,17p
大きさ 22cm
一般件名 貸本屋 , 出版-日本 , 書籍商-日本
内容紹介 近世・近代に営業していた貸本屋の実態や、貸本向けの書籍を出版・蔵版して卸す機能を有した貸本問屋の業態を、諸種の史料を用いて解明。「貸本問屋→貸本屋→読者」という娯楽的書籍の出版・流通・受容の全容を明らかにする。
NDC分類(9版) 016.9
ISBN 4-585-32063-0
ISBN13桁 978-4-585-32063-0
定価 ¥10000

目次

序章
第一部 貸本問屋の史的展開
第一章 江戸・大坂における貸本屋組合の成立
  はじめに
  一、江戸の書籍業界と世利本屋
  二、文化露寇と江戸貸本屋組合の成立
  三、大坂における世利本屋の取締りと「貸本や衆中」
  四、小組と大坂貸本屋組合
  おわりに
第二章 丁子屋平兵衛の躍進
  はじめに
  一、丁子屋平兵衛の概要とその系譜
  二、貸本屋世話役から貸本問屋へ
  三、広域的な書籍流通網の形成
  おわりに
第三章 中本受容と大島屋伝右衛門
  はじめに
  一、大島屋伝右衛門の概要とその系譜
  二、中本と大島屋伝右衛門
  三、大島屋伝右衛門の書籍流通
  おわりに
第四章 大島屋伝右衛門と池田屋一統
  はじめに
  一、処女香について
  二、大島屋伝右衛門と池田屋清吉
  三、大島屋伝右衛門と池田屋一統
  おわりに
第五章 黎明期の初代大川屋錠吉
  はじめに
  一、貸本屋としての大川屋
  二、明治十年代の出版物と周辺人物
  三、大島屋武田伝右衛門との関係をめぐって
  おわりに
第六章 赤本屋としての初代大川屋錠吉
  はじめに
  一、赤本の淵源
  二、赤本屋としての大川屋
  三、赤本の流通網と大川屋
  おわりに
第二部 貸本問屋の出版書目
第一章 丁子屋平兵衛出版書目年表稿
  附 『書林文渓堂蔵販目録』『東都書林文渓堂蔵販中形絵入よみ本之部目録』
第二章 大島屋伝右衛門出版書目年表稿
  附 『書林文永堂蔵販目録』
第三章 初代大川屋錠吉出版書目年表稿
  附 『第二十三回大川屋出版小説図書総目録(明治三十二年八月改正増訂)』
第三部 貸本文化の変容とその諸相
第一章 貸本屋の諸相
  はじめに
  一、小林某
  二、春日堂播磨屋伊三郎
  おわりに
第二章 誠光堂池田屋清吉の片影
  はじめに
  一、池田屋清吉について
  二、当座帳と出入帳
  おわりに
第三章 近代金沢における書籍受容と春田書店
  はじめに
  一、春田篤次・徳太郎から春田書店へ
  二、貸本屋としての春田書店
  三、春田書店の仕入れと古本業
  おわりに
終章