加治 宏基/著 -- カジ ヒロモト -- 明石書店 -- 2025.3 -- 319.22

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 319.2/カ025 0116317637 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 中国の外交と国連システム
書名カナ チュウゴク ノ ガイコウ ト コクレン システム
副書名 「国際の平和及び安全」をめぐるパラドクス
シリーズ名 愛知大学国研叢書
著者 加治 宏基 /著  
著者カナ カジ ヒロモト
出版地 東京
出版者 明石書店
出版者カナ アカシ ショテン
出版年 2025.3
ページ数 247p
大きさ 22cm
シリーズ名 愛知大学国研叢書
シリーズ名カナ アイチ ダイガク コッケン ソウショ
叢書巻次 第5期第3冊
一般件名 中国-対外関係-歴史 , 国際連合
内容紹介 経済成長をとげ、世界的プレゼンスを高める中国。その中国が一貫して国連を中心とした戦後国際秩序を打ち立てようとした事実はあまり知られていない。中国外交を「国連」という鏡を通して見る現代中国外交論。
NDC分類(9版) 319.22
ISBN 4-7503-5892-5
ISBN13桁 978-4-7503-5892-5
定価 ¥5400

目次

序章 「中国」の「平和及び安全」
  本書の問題意識
  学術議論の整理
  戦後国際秩序-二元一体構造の変容
  政治力学としての「安全保障化」
第Ⅰ章 「中国」の“戦後”構想
  はじめに
  連合国戦争犯罪委員会での模索-過去に対する自己正当化
  極東太平洋小委員会での定礎-過去、そして現在に対する自己正当化
  ダンバートン・オークス会議での飛躍-未来に対する自己正当化
  おわりに
第Ⅱ章 国連の「中心」を目指す中国
  はじめに
  2つのアジア・アフリカ連帯運動-国連の「周辺」からの胎動
  1960年代の国連の変容-東西・南北対立と「中国代表権」問題
  だれが中国の「安全」を保障したのか?
  おわりに
第Ⅲ章 国連の「中心」による「平和及び安全」
  はじめに
  「中国脅威論」の膨張と変質-日本世論への波及
  国連の目的と平和(維持)活動-法文規定なき平和維持の授権者
  中国による国連平和(維持)活動の黎明-慎重姿勢の背景
  中国の「国際の平和及び安全」の維持-積極姿勢の背景
  おわりに
第Ⅳ章 中華世界の復興と国際秩序との相克
  はじめに
  UNESCO世界遺産「行政」をめぐる政治的相克
  UNESCOにおける中国とその世界遺産政策
  おわりに
第Ⅴ章 安全保障としてのグローバル・ヘルス
  はじめに
  国連における中国プレゼンス-台湾排除の合法性と合理性
  台湾のWHO「参加」-説明変数としてのグローバル・ヘルス?
  グローバルヘルス・ガバナンスをめぐる「中国方案」
  おわりに
終章 中国の「国際の平和及び安全」にある不変と普遍?
  「国際の平和及び安全」という目的と原則、そして「正義」
  中国の「国際の平和及び安全」
  中国の「国際の平和及び安全」にある不変
  中国の「国際の平和及び安全」にある普遍?