本多 三郎/著 -- ホンダ サブロウ -- 思文閣出版 -- 2025.1 -- 612.339

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 612.3/ホ025 0116302365 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル ブリテン資本主義下のアイルランド農業
書名カナ ブリテン シホン シュギカ ノ アイルランド ノウギョウ
副書名 土地戦争の経済史的背景
シリーズ名 大阪経済大学日本経済史研究所研究叢書
著者 本多 三郎 /著  
著者カナ ホンダ サブロウ
出版地 京都
出版者 思文閣出版
出版者カナ シブンカク シュッパン
出版年 2025.1
ページ数 10,830p
大きさ 22cm
シリーズ名 大阪経済大学日本経済史研究所研究叢書
シリーズ名カナ オオサカ ケイザイ ダイガク ニホン ケイザイシ ケンキュウジョ ケンキュウ ソウショ
叢書巻次 第20冊
一般件名 農業経済-歴史 , アイルランド-農業-歴史 , 畜産業-アイルランド
内容紹介 大飢饉により住民の海外脱出と移民に一気に弾みがつき、1901年には牛の数が人間を上回ったアイルランド。その19世紀経済史最後の言葉「家畜増え、民失う小さな国」を、同時代の資料で実証する。
NDC分類(9版) 612.339
ISBN 4-7842-2092-2
ISBN13桁 978-4-7842-2092-2
定価 ¥15000

目次

序章 アイルランド大飢饉
  第1節 大飢饉の実態
  第2節 大飢饉と農業構造の変革
第1部 19世紀後半アイルランド農業の展開
第1章 大飢饉後の農業構造転換
  第1節 耕種農業の衰退と家畜生産のさらなる展開
  第2節 1870年代の農業編成
第2章 牛を中心とした家畜の全国的流通
  第1節 肉牛生産と酪農にみられる地域別分業と全国的移動=流通の推定
  第2節 全国で開かれるフェアとダブリンの家畜マーケット
  第3節 牛などの家畜の移動
第3章 生きた家畜をはじめとする大規模な畜産物輸出
  第1節 世界最大のバター、塩漬け食肉(ビーフ&ポーク)輸出
  第2節 大飢饉以降(穀物法廃止=貿易自由化以降)の保蔵加工畜産物輸出
  第3節 生きた家畜(牛、羊、豚)の輸出(概観)
  第4節 家畜はアイルランドの何処から大ブリテンの何処に向かったのか
第4章 1870年代における農民層分解の全国的分析
  第1節 全階層による耕地から牧草・放牧地への転換
  第2節 農地規模による経営内容の相違と分業
  第3節 不動産評価額による農地分類
  第4節 1871年センサスから農民と農業労働者を探る
第2部 アイルランド農業の担い手を地域から見る
第5章 酪農の中心地で肉牛生産の出発地である南西部マンスター
  第1節 黄金の谷のキルマロック
  第2節 西コーク・カンタークのニューマーケットへ
  第3節 アイルランド原産乳肉兼用牛発祥地ケリーに行く
第6章 北部アルスター経済
  第1節 アルスター植民とデリー県シェイマス・ヒーニー出生地
  第2節 フラックスからリネンへ
  第3節 北西端ドニゴールへ
第7章 西部のメイヨーへ、コナハトへ行こう
  第1節 西部住民の暮らしと畜産
  第2節 西部は肉牛をはじめとする家畜生産のもう一つの中心地
第8章 北東部レンスター・ミーズの大牧畜業
  第1節 家畜肥育大牧場としてのミーズ県
  第2節 ラトゥーア郡ダンシャフリン地域の農民層分解
  第3節 投機色に染まる肉牛・羊の肥育
第3部 ブリテン資本主義下のアイルランド農業と農村
第9章 19世紀後半アイルランド農業を担う人たち
  第1節 地方税評価簿と1871年センサスによる地域分析のまとめ
  第2節 ショー・リフィーヴァのアイルランド農民層分解像
終章 家畜増え民失う小さな島国アイルランド
  第1節 大ブリテンの牧場アイルランド
  第2節 粗放的・投機的放牧業の展開とテナント農民立退き強制の増加
  第3節 偏倚した産業構造と労働する人々の大規模流出