勝浦 令子/著 -- カツウラ ノリコ -- 塙書房 -- 2024.10 -- 384.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 384.6/カ024 0116293630 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 日本古代の穢れ観と外来信仰
書名カナ ニホン コダイ ノ ケガレカン ト ガイライ シンコウ
著者 勝浦 令子 /著  
著者カナ カツウラ ノリコ
出版地 東京
出版者 塙書房
出版者カナ ハナワ ショボウ
出版年 2024.10
ページ数 4,286,16p
大きさ 22cm
一般件名 女性-歴史 , 出産-歴史 , タブー , 日本-歴史-古代
内容紹介 東アジアにおける仏教・儒教・道教等の諸信仰や民間習俗にみえる穢れ観を、出産や月経などに代表される女性に対する穢れ観を中心に具体的に検討。これらが外来信仰として日本に伝搬し、受容され、変容していく過程を考察する。
NDC分類(9版) 384.6
ISBN 4-8273-1354-3
ISBN13桁 978-4-8273-1354-3
定価 ¥9000

目次

序 研究史の流れと本書各章の課題と概要
第一章 七・八世紀将来中国医書の道教系産穢認識とその影響
  はじめに
  一 「不預穢悪之事」と出産禁忌
  二 中国医書にみえる出産禁忌・穢悪認識
  三 八世紀における中国医書の出産知識の影響
  四 古記「生産婦女不見之類」解釈の再検討
  おわりに
第二章 日本古代における外来信仰系産穢認識の影響
  はじめに
  一 中国古代の出産禁忌習俗と道教系産穢認識
  二 『本草集注』の産穢認識
  三 七・八世紀成立密教経典の産穢認識
  四 八世紀日本の出産禁忌関係密教経典の受容
  五 『弘仁式』産穢規定と外来信仰系産穢認識
  おわりに
第三章 女性と穢れ観
  はじめに
  一 アジアの諸宗教における女性と穢れ観
  二 日本における女性と穢れ観の特質
  おわりに
第四章 古代・中世前期出産儀礼における医師・医書の役割
  はじめに
  一 産前儀礼における医師の役割
  二 出産当日儀礼
  三 出産直後儀礼と医書
  四 出産儀礼における医師の役割と医書の影響
  おわりに
第五章 産穢
  はじめに
  一 『文保記』の検討
  二 新生児と胞衣
  三 産穢と産婦
  四 産穢と血
  おわりに
第六章 穢れ観の伝播と受容
  はじめに
  一 「式」の「触穢」関係規定
  二 令「穢悪」規定と外来信仰
  三 「穢れ観」の変化
  おわりに