前田 雅之/[著] -- マエダ マサユキ -- 文学通信 -- 2024.7 -- 910.23

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 910.2/マ024 0116274424 一般図書   貸出中

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 1 0

資料詳細

タイトル 戦乱で躍動する日本中世の古典学
書名カナ センラン デ ヤクドウ スル ニホン チュウセイ ノ コテンガク
著者 前田 雅之 /[著]  
著者カナ マエダ マサユキ
出版地 東京
出版者 文学通信
出版者カナ ブンガク ツウシン
出版年 2024.7
ページ数 950p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学-歴史-古代 , 日本文学-歴史-中世
内容紹介 古典なるものの意識はどう生まれたのか。日々揺れ動きながら、伝統の枠組みの中で新たに古典学や和歌を生み出していく人々の行為を、政治変革や戦乱のなかから描き出し、日本における古典知や、古典的素養のありかたを考える。
NDC分類(9版) 910.23
ISBN 4-86766-047-8
ISBN13桁 978-4-86766-047-8
定価 ¥12500

目次

第一部 和歌の世界
第一章(総論1) 勅撰集の展開と和歌
  序論 戦乱・政治変革と古典・和歌の相互補完的循環構造
  一節 『古今集』・三代集
  二節 『後拾遺集』~『千載集』
  三節 『新古今集』~『新続古今集』
  各論1 戦乱と撰集
  四節 応仁の乱前後における和歌の隆盛
  各論2 実朝の題詠歌
  各論3 足利将軍家における政事と文事
  各論4 古典和歌の世界と《十二か月風詠》
第二部 古典学の世界
第二章(総論2) 顕と密
第三章(総論3) 古典的公共圏の成立
第四章(総論4) 古典学の展開1 鎌倉期~南北朝期
  各論6 放り出された「古事」
  各論7 中世人は「橋姫」をどのように読んだのか
  各論8 古典的公共圏の<春>
  各論9 『弘安源氏論義』をめぐる史実と物語
  各論10 『弘安源氏論義』をめぐる史料と説話
第五章(総論5) 古典学の展開2 室町期応仁の乱前後の展開
  一節 応仁の乱以前の古典学
  二節 応仁の乱時および乱以後の古典学
  各論11 和漢から漢和へ
  各論12 「鬼神」と「心正直」
  各論13 和語を和語で解釈すること
  各論14 『源氏物語』はどのように注釈されたか
  各論15 『花鳥余情』
  各論16 文芸知のもつ力
  各論17 パラダイムとしての仏教
第六章(総論6) 古典学の展開3 近世へ
  一節 天下統一~近世濫觴期の古典学
  二節 近世古典学の始まり
  各論19 宗祇から契沖へ
  各論20 ゴシップの公共圏
  各論21 大名文庫形成試論