岸 規子/著 -- キシ ノリコ -- 鼎書房 -- 2024.5 -- 910.268

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 910.2/タ024 0116263039 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 伏流する物語
書名カナ フクリュウ スル モノガタリ
副書名 田山花袋の小説を読む
著者 岸 規子 /著  
著者カナ キシ ノリコ
出版地 東京
出版者 鼎書房
出版者カナ カナエ ショボウ
出版年 2024.5
ページ数 286,2p
大きさ 22cm
内容紹介 一つのテーマに収斂せず、複数のテーマが繰り返し顕在化する、もしくは伏流する物語のように、通奏低音として作品に響く田山花袋の文学。新しい視点から、花袋の小説群を読み替える。
NDC分類(9版) 910.268
ISBN 4-907282-95-0
ISBN13桁 978-4-907282-95-0
定価 ¥4500

目次

Ⅰ ロマンティシズムから自然主義へ
  田山花袋-「文学」を巡る葛藤
  『断流』とその周辺
  『重右衛門の最後』-「語り」の空白が生み出すもの
  『重右衛門の最後』-葛藤する作品世界
Ⅱ 自然主義文学の時代
  『蒲団』再読-横山芳子を中心に
  『田舎教師』とその時代
  明治三十年代の「女中」像-『家婢』『胡瓜』を中心に
  『ある朝』-『蒲団』との比較を通して
  『一兵卒の銃殺』-主人公はなぜ死なねばならなかったのか
Ⅲ 大正ロマンと田山花袋
  『渦』-不幸な男女の物語
  『残る花』-お粂を取り巻くもの
  『鈴子の恋』-匿名化する男達
  『弓子』-ヒロインの死をめぐって
  『曠野の恋』-「新しい女」と「満州」と
  印旛沼を巡る物語-『水あほひ』を中心に
Ⅳ 歴史小説のヒロインたち
  『通盛の妻』-理想化された男女の愛
  闇に消えた「孤舟」の運命-静御前の悲劇を中心に