織田 健志/著 -- オダ タケシ -- 成文堂 -- 2024.6 -- 311.21

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 311.2/オ024 0116282260 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 長谷川如是閑の政治思想
書名カナ ハセガワ ニョゼカン ノ セイジ シソウ
副書名 社会・生活・日本と「保守」の心性
著者 織田 健志 /著  
著者カナ オダ タケシ
出版地 東京
出版者 成文堂
出版者カナ セイブンドウ
出版年 2024.6
ページ数 11,223,4p
大きさ 22cm
一般件名 政治思想-日本
内容紹介 第一次世界大戦後の「大正デモクラシー」後期に活躍したジャーナリストで、どの組織にも属さない独立不羈の言論人だった長谷川如是閑。その思考方法と秩序観を明らかにし、戦後における「日本的性格」論の帰結までを考察する。
NDC分類(9版) 311.21
ISBN 4-7923-3439-0
ISBN13桁 978-4-7923-3439-0
定価 ¥4800

目次

序章 「文明批評家」の実像を求めて
  一 はじめに-「複雑な陰翳」
  二 「転向」をめぐって
  三 「社会」・「生活」・「日本」-本書の視角と課題
第一章 「煩悶」と「自我」のはざま-明治末年から雑誌『我等』創刊前後まで-
  一 「不機嫌の時代」
  二 揺れ動く個
  三 言論人として-『大阪朝日』から『我等』へ
  四 「煩悶青年」のゆくえ
第二章 国家の現実性と懐疑の精神-『現代国家批判』の思想世界-
  一 『現代国家批判』をめぐって
  二 「国家主義」から「国家批判」へ
  三 「社会」対「国家」
  四 「社会化」のパラドックス
  五 「批判」の底にあるもの
第三章 「社会」概念の形成-<個と共同性の相関関係>の模索-
  一 結節点としての「社会」
  二 「社会」へのまなざし
  三 『現代社会批判』/『道徳の現実性』の思想世界
  四 「行動の体系」としての社会
  五 日常性の中なる「社会」
第四章 「生活事実」の歴史化-ナショナリティ論の転回をめぐって-
  一 「生活事実」のあいまいさ
  二 「文化接触」と「階級対立」
  三 「民族」をめぐって
  四 「生活事実」としてのナショナリティ
  五 「生活事実」概念への自省
第五章 「日本」への問い-如是閑の挑戦と蹉跌-
  一 敗戦の意味
  二 「自由」と「民主主義」の諸相
  三 「国内冷戦」のひずみ
  四 「特殊」から「普遍」へ
終章 長谷川如是閑の政治思想
  一 「文明批評家」の本領
  二 「保守」の心性
  三 長谷川如是閑と保守主義