大畑 凛/著 -- オオハタ リン -- 青土社 -- 2024.4 -- 910.268

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 910.2/モ024 0116247230 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 闘争のインターセクショナリティ
書名カナ トウソウ ノ インターセクショナリティ
副書名 森崎和江と戦後思想史
著者 大畑 凛 /著  
著者カナ オオハタ リン
出版地 東京
出版者 青土社
出版者カナ セイドシャ
出版年 2024.4
ページ数 339,4p
大きさ 19cm
内容紹介 森崎和江の仕事をまなざすと、その思想にインターセクショナリティの萌芽を見出すことができる。フェミニズムやポストコロニアル思想などの系譜を繙くことで浮かび上がるものは何か。戦後思想史を更新する、俊英による書。
NDC分類(9版) 910.268
ISBN 4-7917-7642-9
ISBN13桁 978-4-7917-7642-9
定価 ¥2800

目次

序章 交差する集団
  一 集団を書く
  二 視座としての「闘争の交差性」
  三 先行研究と本研究の位置づけ
  四 資料と対象時期について
  五 本書の構成
第一章 翻訳としての聞き書き
  はじめに
  一 『サークル村』と女たち
  二 母たち、娘たち
  三 翻訳と呼びかけ
  おわりに
第二章 非所有を所有する、あるいは女たちの新しい家
  はじめに
  一 一九六〇年前後の筑豊と森崎和江
  二 非所有の所有
  三 隣家の「美学」と新しい家
  おわりに
第三章 流民を書く、土地とともに書く
  はじめに
  一 労働力流動化の時代に
  二 筑豊と流民
  三 運動以後、運動以前
  おわりに
第四章 抵抗の地図
  はじめに
  一 「おきなわを考える会」の沖縄闘争
  二 森崎和江の沖縄論
  三 節合、呼びかけ、抵抗の地図
  おわりに
第五章 「ふるさと」の「幻想」
  はじめに
  一 交差点、結節点、終着点
  二 「アジア体験」の意味
  三 「故郷」と「ふるさと」のあいだ-「力」としての「幻想」
  おわりに
第六章 方法としての人質
  はじめに
  一 近代的個人とその隘路
  二 「関係の思想」もしくは人質
  三 人質の自由
  おわりに
終章 森崎和江を書き継ぐ
  はじめに
  一 <集団>としての森崎和江
  二 それぞれの継承について-藤本和子、山岡強一、近田洋一
  三 言葉を差し戻す