曽 睿/著 -- ソウ エイ -- 佛教大学 -- 2024.3 -- 814

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
奄美一般 2階閲覧室 814/ソ024 0211825559 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 字音形態素から見る語構成と節構成の研究
書名カナ ジオン ケイタイソ カラ ミル ゴコウセイ ト セツコウセイ ノ ケンキュウ
シリーズ名 佛教大学研究叢書
著者 曽 睿 /著  
著者カナ ソウ エイ
出版地 京都
出版者 佛教大学
出版者カナ ブッキョウ ダイガク
出版年 2024.3
ページ数 17,318p
大きさ 22cm
シリーズ名 佛教大学研究叢書
シリーズ名カナ ブッキョウ ダイガク ケンキュウ ソウショ
叢書巻次 48
一般件名 日本語-形態論
内容紹介 9つの典型的な字音形態素を考察の対象とし、日本語構成における漢語の特徴を示す。「素材的な意味」しかない字音形態素が語構成用法から節構成用法にも使用される過程を明らかにし、その関連性と相違点を提示する。
NDC分類(9版) 814
ISBN 4-623-09720-3
ISBN13桁 978-4-623-09720-3
定価 ¥10000

目次

序章 字音形態素とは何か
  1 字音形態素とは
  2 先行研究の概観
  3 字音形態素研究の問題点
  4 字音形態素研究の着目点
  5 本書の考察対象と研究方法
第Ⅰ部 字音形態素から見る語構成
第1章 物を表す「車(シャ)・機(キ)」について
  1 「車・機」の特徴
  2 考察対象の選定
  3 後項となる「車」「機」の語構成
  4 字音形態素「車」「機」の共通点と相違点
  5 合成語「~車(シャ)・~機(キ)」の類似点と相違点
  6 「車」「機」の位置づけ
第2章 感覚を表す「感(カン)」について
  1 「感」の特徴
  2 先行研究と問題点
  3 形態素・語につく「感」の用法
  4 合成語「x感」と名詞句「X感」
  5 「感」の位置づけ
第3章 属性を表す「性(セイ)・式(シキ)・風(フウ)」について
  1 「性・式・風」の特徴
  2 先行研究と問題点
  3 「性・式・風」の語構成について
  4 合成語「~性」の語構成と意味
  5 合成語「~式」の語構成と意味
  6 合成語「~風」の語構成と意味
  7 「性・式・風」の語構成における異同
第4章 字音形態素と語構成
  1 形態素と語
  2 合成語の品詞と字音形態素の品詞性
  3 字音形態素の意味と機能
第Ⅱ部 字音形態素から見る語構成と節構成の連続性
第5章 「感・式・風」の語構成から節構成への連続性
  1 「感・式・風」の共通特徴
  2 問題の所在および考察内容
  3 「感」「式」「風」の使用の概観
  4 「感」「式」「風」の語構成と節構成における用法の比較
  5 語構成と節構成の連続性
  6 字音形式の意味とその使用
第6章 句・節・文に接続する「感」の位置づけ
  1 「感」と「感じ」の関連性
  2 先行研究と問題点
  3 語としての「感」
  4 「感じ」から見る「感」の特殊性
第7章 述部から見た字音形式「感」の語構成と節構成の関係
  1 「感」の用法整理
  2 先行研究と本章の問題提起
  3 語「x感」と文中形式「感」の共起傾向
  4 「ある」との共起から見る合成語「x感」と文中形式「感」の類似性
  5 「x感」と「感」の差異
  6 拘束形式「感」の特徴
  7 「x感」と「感」の位置づけ
第8章 語構成から節構成へ
  1 語構成と節構成の関連性という問題
  2 語から句の包摂へ
  3 語構成から節構成への捉え方
  4 「的」の特殊性
  5 まとめ
第Ⅲ部 日中対照から見る日本語の語構成と節構成
第9章 日中同形漢字形態素の対照
  1 日中同形漢字形態素の特徴
  2 同形漢字形式「車」と「式」について
  3 日本語の「x車」と中国語の「x車」の対照
  4 修飾語を構成する形式「式」の対照
  5 日本語の字音形態素「車・式」と中国語の漢字形式「車・式」
  6 統語的特徴による日中漢字形態素の差異
第10章 語構成と句構成に関する日中対照研究
  1 考察目的
  2 問題提起
  3 「感」の語,名詞句における使用
  4 日中両語の「感」の文中用法の位置づけ
  5 日中両語の語構成と句構成の対応
終章 字音形態素の拡がり
  1 本書のまとめ
  2 本書の意義
  3 今後の課題