今村 祥子/著 -- イマムラ サチコ -- 東京大学出版会 -- 2024.1 -- 312.24

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 312.2/イ024 0116224296 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 統治理念と暴力
書名カナ トウチ リネン ト ボウリョク
副書名 独立インドネシアの国家と社会
著者 今村 祥子 /著  
著者カナ イマムラ サチコ
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2024.1
ページ数 12,292,16p
大きさ 22cm
一般件名 インドネシア-政治・行政-歴史
内容紹介 インドネシアで30余年にわたり大統領の座に座り独裁的支配を築き上げたスハルト。スハルト体制下の苛烈な暴力行使を、同体制が構築しようとした、国家・社会関係の理念と深く結びついた、必然的な要素として捉え考察する。
NDC分類(9版) 312.24
ISBN 4-13-036288-7
ISBN13桁 978-4-13-036288-7
定価 ¥7400

目次

第一章 無法の暴力が支える調和
  一 問題設定
  二 既存研究における位置づけ
  三 本書の構成
第二章 パンチャシラ
  一 はじめに
  二 パンチャシラの誕生
  三 国軍とパンチャシラ
  四 パンチャシラの変遷
  五 反政党とパンチャシラ
  六 スハルトのパンチャシラ
  七 スカルノとスハルト
第三章 九・三〇事件
  一 はじめに
  二 スハルト体制が描く「大衆の自発的行動」
  三 地方における虐殺
  四 一体化する国家と民衆の暴力
第四章 タンジュンプリオク事件
  一 はじめに
  二 事件の経緯
  三 スハルトのパンチャシラとイスラーム知識人
  四 タンジュンプリオクにおけるイスラーム・シンボル
  五 情報統制
  六 対イスラーム作戦としてのタンジュンプリオク事件
  七 統治手段としての「暴徒」
第五章 「謎の銃殺」事件
  一 はじめに
  二 ペトルス事件の経過
  三 ペトルスに対する反応
  四 ペトルスに見るスハルト体制の国家と社会
第六章 一九九八年五月暴動
  一 はじめに
  二 背景
  三 暴動の発生
  四 陸軍における権力闘争
  五 暴動と体制崩壊
終章 統治理念と暴力
  一 調和を支える暴力
  二 一九九八年五月暴動被害者のその後
  三 スハルト体制の遺産