平田 公威/著 -- ヒラタ キミタケ -- 水声社 -- 2023.11 -- 135.5

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 135.5/ヒ023 0116245507 一般図書   在架

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル ドゥルーズ=ガタリと私たち
書名カナ ドゥルーズ ガタリ ト ワタクシタチ
副書名 言語表現と生成変化の哲学
著者 平田 公威 /著  
著者カナ ヒラタ キミタケ
出版地 東京
出版者 水声社
出版者カナ スイセイシャ
出版年 2023.11
ページ数 316p
大きさ 22cm
内容紹介 同一性を解体する<差異>や、他なるものへの<生成変化>を称揚したドゥルーズ=ガタリの哲学は、主体なき思想なのか? ソシュール以降の言語学者たちが与えた衝撃を精緻に分析し、生成変化に至る理路を照らしだす。
NDC分類(9版) 135.5
ISBN 4-8010-0769-7
ISBN13桁 978-4-8010-0769-7
定価 ¥4500

目次

序論
  1 問題設定について
  2 《contre-》の思想について
  3 解釈方針について
  4 構成について
第Ⅰ部 『意味の論理学』と私たち
第一章 『意味の論理学』の方へ
  1 『差異と反復』のプロジェクトについて
  2 同一性と表象への批判について
  3 理念論について
  4 強度論について
  5 取り消されるべき錯覚としての表象について
  6 『差異と反復』と私たち
第二章 表象から表現へ
  1 物体と非物体的なものの二元論について
  2 表象と同定への批判について
  3 表象されるべきものとしての出来事について
  4 ストア哲学における表象の理論、あるいは表現を把握する表象について
  5 ストア哲学への忠実さとストア派への裏切りについて
  6 表象の使用について
  7 把握的表象の使用、あるいは動詞的生成について
  8 表象に伴う表現について
第三章 動詞と時間=時制の理論
  1 時間と動詞について
  2 アイオーンに属する第三の現在について
  3 ギヨームの時間発生論について
  4 アイオーンの現在としての複合過去について
  5 非人称的なものとしての「私」について
  6 表現への生成、動詞的生成、結果の活用について
第四章 出来事は必ずや実現される
  1 実現と物体的原因について
  2 準-原因について
  3 伴-実現について
  4 反-実現とアイロニー批判について
  5 実現主義について
  6 『意味の論理学』と私たち
第Ⅱ部 『千のプラトー』と私たち
第五章 『千のプラトー』の方へ
  1 『アンチ・オイディプス』のプロジェクトについて
  2 基本概念について
  3 争点について
  4 資本主義機械における二つの極について
  5 記号論について
  6 イェルムスレウから資本主義的言語理論へ
  7 『アンチ・オイディプス』と私たち
第六章 地層化の理論
  1 イェルムスレウの位置について
  2 地層化と脱地層化について
  3 イェルムスレウ言語素論における地層の理論について
  4 意味-質料、あるいは言語素論的な物質について
  5 地層化のシステムと冗長性について
  6 地層の安定化と凝固、あるいは地層化と顔について
  7 顔と規範への批判について
  8 脱地層化の方へ
第七章 脱地層化の理論
  1 カオスから古典主義へ
  2 古典主義からロマン主義へ
  3 脱領土化した物質について
  4 系統流と冶金術について
  5 意味-質料から器官なき身体へ
  6 いかにして器官なき身体を作り上げるか
  7 脱領土化の方へ
第八章 対位法から抽象機械へ
  1 点のシステムについて
  2 点のシステムと領土化について
  3 対位法について
  4 テーマから機械へ
  5 抽象機械について
  6 生成変化と対位法について
  7 『千のプラトー』と私たち
第Ⅲ部 『哲学とは何か』と私たち
第九章 『哲学とは何か』の方へ
  1 『襞』のプロジェクトについて
  2 モナドロジーについて
  3 神なき時代のライプニッツ主義について
  4 ゴンブローヴィッチ『コスモス』にみるライプニッツ主義について
  5 世界と個体の失効について
  6 新しい調和について
  7 マニエリスム的身体について
  8 出会いの場としての身体について
  9 新しい調和の聴取について
第十章 オピニオンに抗する闘い
  1 オピニオンとは何か
  2 オピニオンと社会心理学的類型について
  3 哲学への動機について
  4 無限速度と思考について
  5 出発点の問題について
  6 オピニオンに抗する闘いに向けて
第十一章 オピニオンから芸術へ
  1 知覚と変様について
  2 マテリアルの感覚的生成について
  3 言語の社会的性格と小説の基盤について
  4 バフチンにおけるパロディについて
  5 オピニオンに抗して書くことについて
  6 対位法と芸術について
  7 未来の耳に託すこと
第十二章 オピニオンから哲学へ
  1 概念とオピニオンについて
  2 概念的人物と社会心理学的類型について
  3 哲学の誕生と移住者について
  4 相対的な脱領土化と再領土化、そして二重の生成について
  5 合-間と出来事について
  6 反-実現について
  7 哲学と人間科学について
  8 『哲学とは何か』と私たち
結論