相関図書館学方法論研究会/編著 -- ソウカン トショカンガク ホウホウロン ケンキュウカイ -- 松籟社 -- 2023.9 -- 016.253

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 016.2/ソ023 0116206475 一般図書   在架
奄美一般 2階閲覧室 016.2/ソ023 0211799804 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル テーマで読むアメリカ公立図書館事典
書名カナ テーマ デ ヨム アメリカ コウリツ トショカン ジテン
副書名 図書館思想の展開と実践の歴史
シリーズ名 図書館・文化・社会
著者 相関図書館学方法論研究会 /編著, 北村 由美 /著, 久野 和子 /著, 杉山 悦子 /著, 中山 愛理 /著, 三浦 太郎 /著, 山崎 沙織 /著, 和気 尚美 /著, A.ウェルトハイマー /著, 川崎 佳代子 /著  
著者カナ ソウカン トショカンガク ホウホウロン ケンキュウカイ
出版地 京都
出版者 松籟社
出版者カナ ショウライシャ
出版年 2023.9
ページ数 14,289p
大きさ 22cm
シリーズ名 図書館・文化・社会
シリーズ名カナ トショカン ブンカ シャカイ
叢書巻次 8
一般件名 図書館(公共)-アメリカ合衆国
内容紹介 日本の図書館が重要な参照元とした、「アメリカ公立図書館」の思想と実践、また図書館研究の歴史を、100を超えるテーマに沿って解説。「公立図書館の淵源」など、重要な事柄を取り上げ、歴史的観点から論じる。
NDC分類(9版) 016.253
ISBN 4-87984-444-6
ISBN13桁 978-4-87984-444-6
定価 ¥3200

目次

テーマ目次
T1 国教会牧師の図書館構想:トマス・ブレイの思想と実践(1695-1701年)
T2 会員制図書館の源:フィラデルフィア図書館会社(1731年)
T3 図書館における近代の成立:フィラデルフィア図書館会社(1731年)
T4 豊かな人びとの図書館:富裕者型ソーシャル・ライブラリー
T5 「閲覧室」(reading room):現在とは異なる意味
T6 「図書館」に入らない「ライブラリー」:貸本屋の興隆と衰退
T7 ソーシャル・ライブラリー:ニューイングランドでの発展と衰退
T8 公立学校と学校区図書館の思想:ホーレス・マン(1837年)
T9 公立の図書館である学校区図書館の隆盛と衰退:全般的な推移
T10 第1世代の図書館史研究:客観的事実史
T11 図書館を結ぶ試み:図書館統計(1851年)、図書館員大会(1853年)
T12 公立図書館の基本思想の設定:ボストン公立図書館理事会報告(1852年)
T13 図書館利用の年齢制限:ボストン公立図書館の影響力
T14 ホール式の図書館:ボストン公立図書館ボイルストン街図書館(1858年)
T15 南北戦争での資料提供サービス:合衆国クリスチャン委員会の活動
T16 1876年以前の公立図書館の状況:ウィンザー調査(1868年)
T17 会員制図書館のトップランナー:ニューヨーク商事図書館(1870年代)
T18 図書館システムのモデルの先導:ボストン公立図書館(1870年代)
T19 図書館界の成立:1876年
T20 1876年が課した図書館サービスの課題:特別報告と大会での発表から
T21 「パブリック・ライブラリー」が示す図書館:厳格な解釈への変遷
T22 子ども(生徒)への図書館サービス:学校に向けてのサービスの先行
T23 使命と効率:メルビル・デューイの終生の関心
T24 製造業の町の女性館長の実践と発言への反応:ポータケット公立図書館
T25 進化論の時代に規定された慈善思想:カーネギーの図書館思想
T26 図書館への大規模な慈善:カーネギーから現代へ(三浦)
T27 開架制の導入:図書配置の柔軟性が持つ意味
T28 子どもへのサービスの開始:積極的/消極的な意味
T29 州全域サービスを求めて:州図書館委員会とカウンティ・ライブラリー
T30 州図書館委員会の活動:ウィスコンシン州図書館委員会(中山)
T31 女性クラブと図書館:全国女性クラブ総連盟を中心に
T32 1890年代の子どもへの特徴あるサービス:ホーム・ライブラリー
T33 サービスの進展が可能にしたこと:監視・統制・分離
T34 子どもの読書資料の統制:児童文学知識人の君臨
T35 第1次世界大戦と図書館界:図書館への認識を広げる機会
T36 カーネギー図書館の診断と新たな方向の提示:ジョンソン報告(1916年)
T37 男性指導者に抵抗する女性図書館員:キャンプ図書館(1918年)を中心に
T38 大成功から大失敗へ:第1次世界大戦の終結と拡大プログラム(1918年)
T39 人種隔離は地方(section)の問題:アメリカ図書館協会の基本的立場
T40 検閲官としての図書館員を乗り越える:1920年代の動き
T41 1920年代後半からの図書館の方向の設定:ラーネッド報告(1924年)
T42 成人教育プログラムの開始:報告書『図書館と成人教育』(1926年)
T43 成人教育プログラムの実践:読書案内サービス
T44 カーネギーからカーネギー財団の時代へ:方針の変化と図書館界への影響
T45 集会室利用の歴史:アメリカ図書館協会の調査(1926年)を中心にして
T46 大恐慌と図書館:利用の大幅増大と図書館費の大幅削減
T47 ニューディールと図書館:都市部での雇用促進局の図書館活動
T48 資料増大、サービス深化、主題別部門:ボルティモア中央館(1933年)
T49 「民衆の大学」としての図書館:ジョンソン報告(1938年)
T50 苦悩する倫理綱領:初版『倫理綱領』(1938年)からの系譜
T51 図書選択の原理の設定:初版『図書館の権利宣言』(1939年)
T52 『倫理綱領』と『図書館の権利宣言』:採択への経緯の相違
T53 人種ステレオタイプへの批判と温存:『ちびくろ・さんぼ』
T54 反体制派の組織的取り組み:進歩的図書館員会議から進歩的図書館員同盟へ(三浦)
T55 第2次世界大戦と図書館サービス:板挟みのアメリカ図書館協会
T56 第2次世界大戦下の日系アメリカ人:強制収容所における日系人の図書館(ウェルトハイマー)
T57 公立図書館の基準:個別図書館から図書館システムの基準へ
T58 検閲への拒否:『図書館の権利宣言』(1948年)
T59 戦後冷戦期からマッカーシズムの時期:忠誠宣誓を例に(1948年)
T60 社会科学者による「公立図書館調査」:ベレルソンの提言(1949年)
T61 第2世代の図書館史研究:民主的解釈
T62 成人への大規模で組織的な読書運動:アメリカ遺産プロジェクトとOBOC運動(山崎)
T63 図書館の遍在を求めて:図書館サービス法の成立(1956年)
T64 新たな検閲源の表面化:フィスク調査(1959年)
T65 「地方」の問題は人種隔離だけなのか:エミリー・リード事件(1959年)
T66 利用での人種統合の定め:『図書館の権利宣言』(1961年)
T67 大都市公立図書館での人種差別:『公立図書館へのアクセス』(1963年)
T68 「すべての人」に向けての認識の変化:図書館サービス建設法(1964年)
T69 ベトナム戦争と図書館サービス:軍図書館システム、アメリカ図書館協会(北村)
T70 抵抗のための図書館:フリーダム図書館(1964年)、人民図書館(2011年)
T71 体制内での批判グループの結成:社会的責任ラウンドテーブル(1969年)
T72 社会的責任の意味:ACONDA報告(1969-70年)
T73 苦境に陥った図書館員への援助:救済プログラムの作成(1971年)と消滅
T74 知的自由の歴史的構図:教育主義、知的自由、社会的責任の関係
T75 体系としての『図書館の権利宣言』:解説文の採択(1971年)
T76 図書館における知的自由とは:知的自由の管轄領域
T77 図書館記録の秘密性を守る:公権力からの貸出記録要請への対処
T78 大都市の人口構成の変化と図書館:アウトリーチ・サービス
T79 公立図書館の枠外にいる属性グループ:ネイティブ・アメリカン(吉田)
T80 第3世代の図書館史研究:社会統制論、女性化理論
T81 児童書の再評価と知的自由:『図書館の権利宣言』への収束(1976年)
T82 有料制の主張とその論拠:1970年代後半
T83 男女平等をめぐる論議:図書館界における平等保護修正案への関わり(吉田)
T84 社会の変化と図書館基準:全国基準からコミュニティの基準へ
T85 「情報や思想のひろば」としての図書館:「図書館の権利宣言」(1980年)
T86 図書館蔵書の均衡と多様性:トマス『禁書』の主張(1983年)(川崎佳代子)
T87 宗教グループの集会室利用:裁判の系譜
T88 パブリック・フォーラム理論の適用:図書館裁判の系譜
T89 読書と読者:読書や作品の捉え方の変化と読者への注目の高まり(山崎)
T90 フィクションの捉え方の変化と図書館サービス:新たな読書案内サービス(山崎)
T91 同性愛をめぐる論議:アメリカ図書館協会の大会開催地を舞台に(吉田)
T92 第4世代の図書館史研究:文化調整論、スペース研究
T93 女性図書館史研究:ディー・ギャリソン『文化の使徒』以後の動向(吉田)
T94 図書館の危機の言説と住民の図書館利用:利用実態の概観
T95 超ベストセラーが検閲対象になる理由:ハリー・ポッターの場合(川崎佳代子)
T96 図書館(史)研究の学際的な広がり:場としての図書館の研究(久野)
T97 場としての図書館:理論と図書館現場との結びつけ(久野)
T98 図書館トリニティの揺らぎと挑戦:21世紀の図書館 以下続く