松村 寛之/著 -- マツムラ ヒロユキ -- 有志舎 -- 2023.5 -- 121.6

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 121.6/マ023 0116201716 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 「日本的なるもの」の思想史
書名カナ ニホンテキ ナル モノ ノ シソウシ
副書名 戦争の時代における個人
著者 松村 寛之 /著  
著者カナ マツムラ ヒロユキ
出版地 東京
出版者 有志舎
出版者カナ ユウシシャ
出版年 2023.5
ページ数 4,253,6p
大きさ 22cm
一般件名 日本思想
内容紹介 日本とは何か。かつて、この命題を身もだえしながら思索した人たちがいた。萩原朔太郎・保田與重郎・古屋芳雄・辻潤・石川三四郎。5人の知性が求めた「日本的なるもの」というものを読みとき、思想史の新しい地平を拓く。
NDC分類(9版) 121.6
ISBN 4-908672-64-4
ISBN13桁 978-4-908672-64-4
定価 ¥5400

目次

第一章 イデーとしての日本-萩原朔太郎-
  1 萩原朔太郎の「回帰」
  2 孤独な近代人
  3 虚妄の近代
  4 伝統へのまなざし
  5 闘争と挫折
  6 最後の抵抗
第二章 イロニーと日本-保田與重郎-
  1 保田與重郎における「イロニー」
  2 「近代」というディレンマ
  3 歴史とイロニー
  4 日中戦争とイロニー
  5 イロニーの終焉
第三章 科学と「日本精神」-古屋芳雄-
  1 「正常な科学」としての優生学
  2 芸術・宗教・科学
  3 民族衛生学への道
  4 「日本精神」をめぐって
  5 「国防国家」建設と優生学
  6 人口政策確立要綱と古屋
  7 混血と「日本精神」
第四章 ニヒリズムと「日本主義」-辻潤-
  1 ニヒリストとしての辻潤
  2 シュティルナーとニヒリズム
  3 若き日の彷徨
  4 「叛逆」とダダイズム
  5 関東大震災と「運命愛」
  6 「日本主義者」として
  7 戦時下の「叛逆」
第五章 「愛国心」とは何か-石川三四郎-
  1 「無政府主義宣言」をめぐって
  2 社会主義者と愛国心
  3 『虚無の霊光』からカーペンターへ
  4 「日本の国体」をめぐって
  5 ヨーロッパの愛国者
  6 「土民」思想とその展開
  7 コスモポリタニズムと愛国心