白塚 重典/著 -- シラツカ シゲノリ -- 慶應義塾大学出版会 -- 2023.5 -- 338.3

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 338.3/シ023 0116187170 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 金融政策
書名カナ キンユウ セイサク
副書名 理論と実践
著者 白塚 重典 /著  
著者カナ シラツカ シゲノリ
出版地 東京
出版者 慶應義塾大学出版会
出版者カナ ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ
出版年 2023.5
ページ数 18,295p
大きさ 21cm
一般件名 金融政策
内容紹介 「通貨の信認の重要性」「制度的要素の重視」「新しい理論的手法の提示」「非伝統的金融政策の扱い」の四本を柱に、金融政策をめぐる制度と理論を事例とともに解説する。練習問題も収録。大学の講義ノートを基に書籍化。
NDC分類(9版) 338.3
ISBN 4-7664-2893-3
ISBN13桁 978-4-7664-2893-3
定価 ¥2700

目次

第1章 金融政策:概観
  1 金融政策とは何か
  2 金融政策分析の枠組み
  3 金融政策分析の視点
  4 金融政策分析の留意事項
第2章 金融の役割
  1 「金融」とは
  2 金融システム
  3 金融をめぐる理論的基礎
第3章 貨幣と中央銀行
  1 お金と中央銀行
  2 貨幣の機能
  3 貨幣経済
  4 銀行券の発行
  5 金融システムと通貨供給
  6 中央銀行と通貨の信認
  補論1 マクロ経済学の教科書の中での通貨発行益
  補論2 為替レート制度の選択
第4章 金融政策の目標
  1 インフレとデフレ
  2 物価変動のコスト
  3 インフレのコスト
  4 デフレのコスト
  5 物価安定の基本的な考え方
第5章 金融政策を運営する制度的枠組み
  1 金融政策の失敗からの教訓
  2 中央銀行の独立性
  3 委員会制度
  4 中央銀行のコミュニケーション
  5 日本銀行の金融政策決定会合の運営
  補論 中央銀行の最適契約理論
第6章 金融政策と金利の期間構造
  1 金融政策と金利の期間構造
  2 債券価格と金利
  3 金利の期待仮説とイールドカーブ
  4 イールドカーブの変動メカニズム
  補論1 イールドカーブに関するネルソン=シーゲルモデル
  補論2 為替レートの決定理論
  補論3 株価の決定理論
第7章 政策ルールとインフレ目標政策
  1 政策金利の指針
  2 ルールと裁量
  3 テイラールールの基本形
  4 テイラー原理
  5 テイラールールの実践的な解釈
  6 柔軟なインフレ目標政策
第8章 金融市場調節
  1 金融市場調節とは
  2 コール市場と金融市場調節
  3 資金過不足の要因
  4 金融市場調節
  5 政策金利の安定化メカニズム
  補論 外国為替市場介入と金融市場調節
第9章 金融政策分析の基本モデル
  1 総需要と潜在産出量
  2 IS曲線
  3 金融政策(MP)曲線
  4 IS-MP分析
  5 インフレ予想修正付きフィリップス曲線
  6 テイラー原理の解釈
  7 基本モデルの使い方
第10章 総需要=総供給分析への拡張
  1 総需要曲線と総供給曲線
  2 総需要=総供給分析
  3 総需要=総供給ショックと政策対応
  4 インフレ予想制御の重要性
第11章 非伝統的金融政策
  1 非伝統的金融政策:概観
  2 非伝統的金融政策の類型化
  3 非伝統的金融政策の手段(1)金利政策の拡張
  4 非伝統的金融政策の手段(2)量的緩和政策
  5 非伝統的金融政策の効果:総需要=総供給分析の拡張
第12章 マクロプルーデンス政策
  1 金融危機とシステミックリスク
  2 マクロプルーデンス政策
  3 中央銀行の政策運営への含意
第13章 金融政策の将来展望
  1 二つの境界線の消滅
  2 低体温症経済
  3 政府債務の拡張と金融政策
  4 当面の政策運営の枠組みを考えるうえでの課題
  5 中央銀行の新たな課題