山本 晴彦/著 -- ヤマモト ハルヒコ -- 農林統計出版 -- 2023.3 -- 451.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 451.2/ヤ023 0116119264 一般図書   在架

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 中央気象台
書名カナ チュウオウ キショウダイ
副書名 帝国日本の気象観測ネットワークの展開と終焉
著者 山本 晴彦 /著  
著者カナ ヤマモト ハルヒコ
出版地 東京
出版者 農林統計出版
出版者カナ ノウリン トウケイ シュッパン
出版年 2023.3
ページ数 12,663p
大きさ 21cm
一般件名 気象観測-歴史 , 中央気象台
内容紹介 気象庁の前身である中央気象台は、戦中・戦後期に海外に人、カネ、モノを投入し、50年余にわたり気象観測を行っていた。その時代、気象観測の中枢であった中央気象台の創設から海外への展開、終戦までを俯瞰的に集成する。
NDC分類(9版) 451.2
ISBN 4-89732-475-3
ISBN13桁 978-4-89732-475-3
定価 ¥7000

目次

序章 課題と方法
第1章 中央気象台の創設と海外との気象電報の交換
  1.わが国における国家気象事業の創始
  2.気象台の旧本丸天守台跡への移転
  3.気象台測候所条例の制定
  4.中央気象台官制の制定と改正
  5.中央気象台の旧本丸庁舎
  6.中央気象台の職員構成
  7.海外の気象台や海関との気象電報の交換
  8.天気図に記載された観測地点の時間的・空間的推移
  <参考文献および注>
第2章 中央気象台技師の留学と海外派遣
  1.わが国における明治期の海外留学
  2.中央気象台技師の海外留学
  3.中央気象台技師の海外視察
  <参考文献>
第3章 日清戦争と台湾総督府測候所の創設
  1.日清戦争と台湾平定による気象観測の開始
  2.台湾総督府測候所の創設
  3.地方測候所の開設
  4.基隆港の社【リョウ】島観測所
  <注および参考文献>
第4章 日露戦争による臨時観測所の開設
  1.日露戦争の開戦
  2.臨時観測所における閣議の承認と勅令の公布
  3.八口浦における第二臨時観測所の開設と木浦への移転
  4.臨時観測所の開設と変遷
  5.清国在日本領事館における臨時気象観測所の開設
  <参考文献および注>
第5章 第一次世界大戦による南洋庁観測所の創設と青島測候所の継承
  1.南洋諸島のドイツ保護領と第一次世界大戦による日本の委任統治
  2.南洋庁観測所の創設と展開
  3.南洋庁観測所における出張所の開設
  4.東亜気象台長会議
  5.第一次世界大戦における青島占領と青島測候所の継承
  <参考文献>
第6章 台湾
  1.台湾における気象事業の変遷
  2.測候所の拡充
  3.地方測候所の展開
  4.委託観測所および雨量観測所
  <参考文献および注>
第7章 朝鮮
  1.朝鮮総督府観測所における気象業務の概要
  2.地方測候所における気象業務の概要
  3.気象官署の変遷
  4.朝鮮総督府気象台官制の発令と改正
  5.写真と地図でみる朝鮮総督府観測所の変遷
  6.測候所・支所・飛行場出張所
  <参考文献>
第8章 関東州
  1.関東都督府観測所の創設と変遷
  2.写真と地図でみる観測所の変遷
  3.関東気象台の変遷
  <参考文献>
第9章 満洲
  1.満洲国中央観象台の創設計画
  2.観象機関の設置計画
  3.満洲国中央観象台の竣工
  4.満洲国中央観象台の変遷
  <参考文献>
第10章 樺太・千島
  1.第十臨時観測所から樺太庁観測所への改称
  2.樺太における気象観測施設の変遷
  3.樺太庁観測所における気象業務の展開
  4.気象官署の概要
  5.簡易気象観測所(知取町役場)
  6.千島列島の気象官署
  <参考文献>
第11章 南洋
  1.南洋庁観測所の拡充
  2.南洋庁気象台における出張所・分室と管内観測所の展開
  3.出張所・分室の概要
  4.ヤップマニラ気象観測所
  5.南洋庁気象台の海軍第四気象隊への移管
  <参考文献>
第12章 国立華北観象台
  1.国立華北観象台の開設と展開
  2.気象略表
  <参考文献および注>
第13章 戦前・戦中期の中央気象台
  1.地方測候所の国営化
  2.軍機保護法の改正,軍用資源秘密保護法の制定と気象通報の制限
  3.陸軍における気象情報の一元化
  4.企画院気象協議会の開設および中央気象台と陸海軍との連携強化
  5.内地と外地の気象機関における連携と職員の派遣
  6.戦中期の中央気象台
  <参考文献および注>
第14章 外地気象機関における所長・職員の変遷
  1.所長・台長
  2.外地気象台への派遣職員の養成
  3.満洲国中央観象台における委託生の派遣と観象台職員訓練所での養成
  4.台湾総督府測候所における職員の変遷
  <参考文献および注>
第15章 終戦前後の外地気象台
  1.台湾総督府気象台
  2.朝鮮総督府気象台
  3.満洲国中央観象台
  4.樺太気象台(樺太地方気象台)
  5.南洋庁気象台
  <参考文献>
第16章 中央気象台で刊行された外地の気象機関に関連する気象資料
  1.気象原簿類
  2.気象表
  3.中央気象台月報(全国気象表)
  4.中央気象台年報(全国気象表・気象表の部)
  5.天気図(地上天気図)
  6.AEROLOGICAL DATA OF KOREA(MANCHURIA・DAIREN)
  7.東亜気象資料
  8.気象要覧
  9.雨量報告
終章