真鍋 公希/著 -- マナベ コウキ -- ナカニシヤ出版 -- 2023.3 -- 778.21

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 1階海音寺コーナ 778.2/ツ023 0116179136 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 円谷英二の卓越化
書名カナ ツブラヤ エイジ ノ タクエツカ
副書名 特撮の社会学
著者 真鍋 公希 /著  
著者カナ マナベ コウキ
出版地 京都
出版者 ナカニシヤ出版
出版者カナ ナカニシヤ シュッパン
出版年 2023.3
ページ数 11,291p
大きさ 21cm
内容紹介 「特撮」はどのように生まれたのか。円谷英二はなぜ、どのように「特撮の神様」になったのか。広く資料を渉猟しながら、場の理論に依拠してこの過程を明らかにするとともに、それがもつ社会学的な含意を示す。
NDC分類(9版) 778.21
ISBN 4-7795-1720-4
ISBN13桁 978-4-7795-1720-4
定価 ¥2800

目次

第一章 円谷英二の謎
  一 社会学的な観点からの特撮論
  二 演出・制作における円谷の特徴
  三 「特撮の神様」への道
第二章 場の理論という視座
  一 基本概念と思想的背景-分析視座としての場の理論(一)
  二 理論の特性-分析視座としての場の理論(二)
  三 場の理論と経験的な知見
第三章 円谷英二の歩み
  一 円谷英二の略歴
  二 執筆記事の量的内容分析
第四章 キャメラマンから特撮技師へ
  一 円谷英二のハビトゥス
  二 キャメラマンの下位場
  三 映画場の構造
第五章 特技監督の確立
  一 円谷の作者化
  二 物語からの特撮の自立化
  三 日本映画の黄金期
第六章 映画産業の斜陽化への対処
  一 資本の運用
  二 健全さへの準拠
第七章 技術解説の影響
  一 特撮を見る経験と技術解説記事
  二 二つの「空白」とその補完
第八章 円谷英二の遺産
  一 議論のまとめと問いへの答え
  二 遺産の継承
付録 一九五〇年代後半の「作品の空間」の描出
  一 場の理論における「作品の空間」概念の位置づけ
  二 方法とデータ
  三 分析結果と軸の解釈
  四 第五章の論拠について