高橋 力也/著 -- タカハシ リキヤ -- 名古屋大学出版会 -- 2023.1 -- 329.02

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 329.0/タ023 0116183211 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 国際法を編む
書名カナ コクサイホウ オ アム
副書名 国際連盟の法典化事業と日本
著者 高橋 力也 /著  
著者カナ タカハシ リキヤ
出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2023.1
ページ数 7,480,55p
大きさ 22cm
一般件名 国際法-歴史 , 国際連盟
内容紹介 大国中心の法創造プロセスに風穴をあけた国際連盟の法典化事業。日本の積極的貢献を軸に、ハーグ会議の意義を再評価、国益の追求にとどまらない法律家の実像を活写し、国際法の歴史を外交史的アプローチもふまえて描き直す。
NDC分類(9版) 329.02
ISBN 4-8158-1111-2
ISBN13桁 978-4-8158-1111-2
定価 ¥9000

目次

序章 国際法の受け手から「つくり手」へ
  1 はじめに
  2 本書の位置づけ
  3 法律家という視座
  4 本書の構成
第1章 エリヒュー・ルートと戦間期国際法の法典化の端緒
  1 戦間期国際法の法典化
  2 国際連盟の始動と法典化
  3 高まる気運
  4 ワシントン会議後の展開
  補論1 「ルート劇場」と潜水艦・毒ガス条約
第2章 国際連盟による法典化事業の始動
  1 動き出す国際連盟
  2 第五回連盟総会
  3 専門家委員会(CPDI)の設置
第3章 「ムッシュー・マツダ」の海賊条約草案
  1 「現にある法」か「あるべき法」か
  2 なぜ海賊か
  3 松田草案の作成過程
  4 松田草案の歴史的意義
  補論2 法典化の意味
第4章 日本国際法学会の国際法典案
  1 法典案提出の経緯
  2 JSIL法典案の内容
  3 国際社会における反響
  4 法典化という「思想」
第5章 「事実上の」法律顧問たち
  1 ジュネーブでの動き
  2 領海問題と立作太郎
  3 戦間期日本の国際法実務と国際法学者
  4 国際法学者の本分
  補論3 ハーグ会議の開催主体をめぐる攻防
第6章 国際法を編む
  1 日本代表団の構成と準備
  2 国籍問題
  3 領海問題
  4 国家責任
  5 「ゆっくり急げ」
  補論4 「妻の国籍」問題と日本
第7章 立作太郎以後
  1 法務室
  2 法律顧問設置構想
  3 戦前から戦後の国際法実務の連続性
終章 「真正なる意義に於ける国際法」を求めて
  1 国際連盟の法典化事業とは
  2 なぜ日本はかくも法典化に熱心であったか
  3 「個人」と「国家」の狭間で
  4 おわりに