小野寺 史郎/著 -- オノデラ シロウ -- 晃洋書房 -- 2023.1 -- 222.07

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 222.0/オ023 0116197641 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 近代中国の国家主義と軍国民主義
書名カナ キンダイ チュウゴク ノ ナショナリズム ト ミリタリズム
著者 小野寺 史郎 /著  
著者カナ オノデラ シロウ
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2023.1
ページ数 9,192p
大きさ 22cm
一般件名 中国-歴史-近代 , ナショナリズム , 軍国主義
内容紹介 中華人民共和国の「政党国家体制」と「党軍」は、いかにして成立したのか。近代中国の知識人たちによるさまざまな論争の展開を繙き、近代中国の軍事観・平和観の特長を分析し、このシステムが形成された背景を追究する。
NDC分類(9版) 222.07
ISBN 4-7710-3682-6
ISBN13桁 978-4-7710-3682-6
定価 ¥4200

目次

第1章 中国における「民族主義」と「国家主義」の起源
  はじめに
  1 梁啓超の「民族主義」
  2 「民族主義」の流行と変容
  3 革命派の「民族主義」と梁啓超の「国家主義」
  おわりに
第2章 清末民初のミリタリズム
  はじめに
  1 清末におけるミリタリズムの展開とその特徴
  2 辛亥革命とミリタリズムの再編
  おわりに
第3章 科学とミリタリズム
  はじめに
  1 中国における大戦報道
  2 多様な大戦観とその衝突
  おわりに
第4章 第一次世界大戦期の中国知識人と「愛国」の群衆心理
  はじめに
  1 文明・理性・公理と野蛮・感情・強権
  2 五四運動前後の変化
  3 五四運動評価の変遷
  4 社会運動から政治運動へ/群衆心理の否定から利用へ
  おわりに
第5章 民族か,階級か
  はじめに
  1 国家主義的教育と中国青年党の成立
  2 『醒獅』の創刊
  おわりに
第6章 デモクラシーとミリタリズム
  はじめに
  1 第一次世界大戦後中国の軍事観
  2 国家主義からの軍事教育論
  3 黄埔軍校の兵制構想
  おわりに
第7章 近代中国の平和論
  はじめに
  1 梁啓超の「現実主義」的平和論
  2 孫文の「国民性」的平和論
  3 第一次世界大戦と「平和」の語り方
  4 「酷愛和平」の一般化
  おわりに