菅原 慶郎/著 -- スガワラ ヨシロウ -- 吉川弘文館 -- 2022.12 -- 662.11

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 662.1/ス022 0116161894 一般図書   貸出中

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 1 0

資料詳細

タイトル 近世海産物の生産と流通
書名カナ キンセイ カイサンブツ ノ セイサン ト リュウツウ
副書名 北方世界からのコンブ・俵物貿易
著者 菅原 慶郎 /著  
著者カナ スガワラ ヨシロウ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2022.12
ページ数 8,205,6p
大きさ 22cm
一般件名 水産業-北海道 , 水産業-青森県 , 水産物
内容紹介 江戸中後期、長崎貿易における中国人向けの輸出商品の多くは北方産のコンブやナマコ、アワビ等だった。これらをいかに生産・加工し、集荷・輸出したのか。商品的特質や生産者のアイヌ民族にも着目し、流通システムを追究する。
NDC分類(9版) 662.11
ISBN 4-642-04353-3
ISBN13桁 978-4-642-04353-3
定価 ¥8000

目次

序章 江戸幕府の貿易と北方世界
  一 本書の目的
  二 輸出商品の研究史と課題設定
  三 使用する史料について
第一部 コンブ
第一章 松前・「蝦夷地」における長崎向けコンブの集荷
  はじめに
  一 松前昆布の生産地と生産量
  二 松前昆布の商品分類
  三 輸出商品の出荷
  おわりに
第二章 「東蝦夷地トカチ場所」におけるコンブの生産
  はじめに
  一 トカチにおけるコンブ
  二 トカチのコンブ生産
  三 トカチにおける海産物
  おわりに
第三章 南部藩領における長崎向けコンブの歴史的意義
  はじめに
  一 南部藩領におけるコンブ・俵物と長崎
  二 南部昆布の生産
  三 南部昆布の集荷
  四 南部昆布の出荷
  おわりに
第二部 ナマコ・アワビ
第一章 松前・「蝦夷地」におけるナマコ・アワビの集荷
  はじめに
  一 松前・「蝦夷地」と長崎貿易
  二 ナマコ・アワビの生産地・集荷地
  三 ナマコ・アワビの集荷過程と商品の特性
  おわりに
第二章 「西蝦夷地タカシマ・ヲショロ場所」におけるナマコ・アワビの生産
  はじめに
  一 ナマコ・アワビの商品としての登場
  二 ナマコ・アワビの生産活動
  三 ナマコ・アワビの流通過程
  おわりに
第三章 「西蝦夷地ヨイチ場所」におけるナマコ・アワビの生産
  はじめに
  一 ナマコ・アワビの商品的利用
  二 ナマコ・アワビの生産
  三 アワビの出稼ぎ漁
  おわりに
第三部 北方産「俵物」「諸色」の商品的特質と射程
第一章 ラッコの毛皮の集荷
  はじめに
  一 ラッコの毛皮の商品的特質
  二 長崎向けのラッコの毛皮
  おわりに
第二章 俵物・コンブ再考
  一 俵物・コンブと長崎貿易
  二 松前・「蝦夷地」の俵物・コンブ
  三 南部藩領の俵物・コンブ
  四 「ミツイシ昆布」考
  五 「蝦夷物産誌」にみるナマコ・アワビ・コンブ・ラッコ
  おわりに
終章 江戸幕府の貿易に占める北方世界の歴史的意義
  一 本書の要点
  二 各輸出商品の特質
  三 輸出商品に示すコンブの歴史的意義