澤田 典子/著 -- サワダ ノリコ -- 東京大学出版会 -- 2022.11 -- 231.6

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 231.6/サ022 0116162157 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 古代マケドニア王国史研究
書名カナ コダイ マケドニア オウコクシ ケンキュウ
副書名 フィリッポス二世のギリシア征服
著者 澤田 典子 /著  
著者カナ サワダ ノリコ
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2022.11
ページ数 10,387,161p
大きさ 22cm
一般件名 ギリシア(古代)
内容紹介 なぜフィリッポス二世は、それまで誰も果たせなかったギリシア征服を成し遂げることができたのか。フィリッポス二世以前の時期にも重点を置き、彼のギリシア征服という歴史事象をマケドニア史のコンテクストのなかで読み解く。
NDC分類(9版) 231.6
ISBN 4-13-026173-9
ISBN13桁 978-4-13-026173-9
定価 ¥11000

目次

序章 マケドニア史研究の新地平
  はじめに
  1 「薄闇」から「革命」へ
  2 史資料の現状
  3 近年の論点
  4 フィリッポス二世研究の現在
第Ⅰ部 マケドニアの登場
第1章 マケドニアの建国伝説をめぐって
  はじめに
  1 ヘロドトスの伝える建国伝説
  2 アレクサンドロス一世についてのヘロドトスの記事
  3 ヘラクレスの「血統」
  4 建国伝説の展開
  5 マケドニア王家のアイデンティティ
  おわりに
  補節 建国に関わる諸問題
第2章 マケドニア王家とオリュンピア祭
  はじめに
  1 オリュンピア祭参加をめぐる史料
  2 アレクサンドロス一世の「参加」
  3 アレクサンドロス一世からフィリッポス二世へ
  おわりに
第3章 マケドニア人とギリシア人の「相互認識」
  はじめに
  1 ギリシア人とバルバロイ
  2 マケドニア王家の「自己認識」
  3 ギリシアの同時代史料
  4 マケドニアとアテナイの関係
  おわりに
第Ⅱ部 フィリッポス二世とアテナイ
第4章 治世初期のフィリッポス二世とアンフィポリス
  はじめに
  1 アンフィポリスという「亡霊」
  2 即位直後のフィリッポス二世
  3 アンフィポリスをめぐる「秘密協定」
  おわりに
第5章 「フィロクラテスの講和」をめぐって
  はじめに
  1 講和締結の背景と経過
  2 トラキア遠征と「フィロクラテスの講和」
  3 第三次神聖戦争と「フィロクラテスの講和」
  おわりに
  補節 第四次神聖戦争への道
第6章 前三四四/三年の講和修正交渉
  はじめに
  1 講和修正交渉の経過
  2 ペルシアに対するアテナイの返答
  3 アテナイの気運
  おわりに
補論 前三三八年の講和をめぐって
  1 「デマデスの講和」
  2 テーバイに対する「苛酷さ」
  3 「仮想敵」としてのスパルタ
第Ⅲ部 フィリッポス二世の野望
第7章 フィリッポス二世とバルカン諸地域
  はじめに
  1 イリュリア
  2 トラキア
  3 テッサリア
  4 エペイロス
  5 エウボイア
  おわりに
第8章 フィリッポス二世と権力者崇拝
  はじめに
  1 「権力者崇拝」をめぐって
  2 ギリシア世界における権力者崇拝
  3 フィリッポス二世の「崇拝」
  4 フィリッポス二世の「自己神化」
  おわりに
終章 ギリシアの覇者へ
付章 「フィリッポス二世の墓」再考
  はじめに
  1 四〇年間の論争
  2 2号墓の被葬者の候補
  3 フィリッポス二世かアリダイオスか
  4 出土人骨をめぐって
  5 被葬者特定の手がかり
  おわりに