王 学士/著 -- オウ ガクシ -- 名古屋大学出版会 -- 2022.9 -- 325.4

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 325.4/オ022 0116148479 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル モラル・リスクと保険
書名カナ モラル リスク ト ホケン
副書名 詐欺請求をめぐる失権法理の展開
著者 王 学士 /著  
著者カナ オウ ガクシ
出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2022.9
ページ数 7,443p
大きさ 22cm
一般件名 保険-法令 , 詐欺
内容紹介 不実申告など急増するモラル・リスクをいかに抑止すべきか? 日本での2008年保険法制定がもたらした変化を踏まえ、詐欺請求時の法理と判断基準について、同様の問題を抱えた英米豪での判例・学説も精査し提示する。
NDC分類(9版) 325.4
ISBN 4-8158-1098-6
ISBN13桁 978-4-8158-1098-6
定価 ¥8800

目次

序章 保険金詐欺請求が抱える法的問題
  第1節 本書の目的と構成
  第2節 本書と先行研究との関係
  第3節 本書の構成
第Ⅰ編 日本法
第Ⅰ編はじめに
第1章 特別解約権・重大事由解除権における詐欺請求に関する規律
  第1節 理論上の特別解約権の導入と意義
  第2節 重大事由解除における詐欺請求
  第3節 重大事由による解除権をめぐる学説
  第4節 問題点の整理
第2章 損害の不実申告・詐欺請求による保険者の給付免責に関する規律
  第1節 序論
  第2節 保険者の給付免責をめぐる諸問題
  第3節 問題点の整理
第Ⅰ編おわりに
第Ⅱ編 比較法
第Ⅱ編はじめに
第3章 英国法
  第1節 序論
  第2節 詐欺請求への対応の基本的構造
  第3節 詐欺請求の判断基準
  第4節 2015年保険法制定前の詐欺請求の法的効果
  第5節 2015年保険法とその制定過程
  第6節 2015年保険法の下での詐欺請求の法的効果
  第7節 金融オンブズマンによる詐欺請求の判断
  第8節 英国法の総括
第4章 米国法
  第1節 序論
  第2節 詐欺請求対応に関する私法的規律
  第3節 詐欺請求におけるモデル法と州の詐欺取締法規制
  第4節 米国法の総括
第5章 オーストラリア法
  第1節 序論
  第2節 ICA制定前の詐欺請求に対する私法的規律
  第3節 ICAの下での詐欺請求の判断基準
  第4節 ICAの下での判例とその意義
  第5節 オーストラリア法の総括
第Ⅱ編おわりに
終章 詐欺請求による失権に係る法的規律
  第1節 詐欺請求の法的効果
  第2節 詐欺請求の判断基準
  第3節 今後の展望