菅原 一/著 -- スガハラ ハジメ -- 勉誠出版(発売) -- 2022.8 -- 611.22152

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 611.2/ス022 0116148453 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 近世期百姓の土地所持意識と村落共同体
書名カナ キンセイキ ヒャクショウ ノ トチ ショジ イシキ ト ソンラク キョウドウタイ
著者 菅原 一 /著  
著者カナ スガハラ ハジメ
出版地 東京
出版者 勉誠出版(発売)
出版者カナ ベンセイ シュッパン
出版年 2022.8
ページ数 9,320,10p
大きさ 22cm
一般件名 土地制度-日本 , 村落-歴史 , 長野県-歴史 , 日本-歴史-近世
内容紹介 信州地域東部から北部における村落共同体・地主・小百姓の3者の関係性に着目し、近世期固有の「無年季的質地請戻し慣行」「直上納制」「村方騒動」を具体的に検討。近世中後期の村落共同体の変容過程を明らかにする。
NDC分類(9版) 611.22152
ISBN 4-585-32019-7
ISBN13桁 978-4-585-32019-7
定価 ¥8000

目次

序章 本書の目的と構成
  第一節 前提となる研究動向
  第二節 北信・東信地域に関する研究について
  第三節 本書で着目する三つの事項
  第四節 本書の構成と考察対象史料の概要
第一章 無年季的質地請戻し慣行と直上納制-信州上田藩領房山村丸山家を事例に-(上)
  はじめに
  第一節 房山村丸山家の概略
  第二節 丸山家の土地所持と集積
  第三節 丸山家の土地所持と直上納制
第二章 無年季的質地請戻し慣行と直上納制-信州上田藩領房山村丸山家を事例に-(下)
  第一節 房山村丸山家にみる直上納制
  第二節 兵九郎一件と直上納制
  第三節 丸山家と村落共同体
  第四節 総括
  おわりに
第三章 近世後期における直上納制と地主的土地所持-信州松代藩を事例として-
  はじめに
  第一節 松代藩における直上納制の規定
  第二節 松代藩における直上納制と地主的土地所持
  おわりに
第四章 近世中期の直上納制と土地所持秩序の変容-信州松代藩を事例として-
  はじめに
  第一節 小河原村における直上納制
  第二節 田中村浄福寺における直上納制
  第三節 近世中期の地押検地
  おわりに
第五章 近世中・後期信州における無年季的質地請戻し慣行の実態と展開-信州水内郡栗田村の高戻りを事例にして-
  はじめに
  第一節 考察対象と分析方法について
  第二節 栗田村内における土地所持の実態と高戻り
  おわりに
第六章 近世後期村方騒動における村落共同体の変容主体-無年季的質地請戻し慣行と関連付けて-
  はじめに
  第一節 栗田村と文化六年の村方騒動
  第二節 騒動当事者の背景
  第三節 「村政民主化」的動向と無年季的質地請戻し
  おわりに
第七章 近世後期小作出入における先規と新法-これからの展開のために-
  はじめに
  第一節 新保村と山田庄左衛門家
  第二節 文政三年の小作争論
  第三節 文政期の小作争論の特質
  おわりに
終章 本書の総括と今後の課題
  第一節 各章の内容の整理
  第二節 研究史上の意義
  第三節 今後の課題