蔣 明超/著 -- ショウ メイチョウ -- 春風社 -- 2022.7 -- 387

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
奄美一般 郷土資料コーナー K38.0/シ022 0230193880 郷土資料   在架
奄美一般 書庫2層 K380/シ022 0230194268 郷土資料 貸出禁止 在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
奄美一般 2 0 1

資料詳細

タイトル 石敢當の比較研究
書名カナ イシガントウ ノ ヒカク ケンキュウ
副書名 中国・沖縄・鹿児島・奄美
著者 蔣 明超 /著  
著者カナ ショウ メイチョウ
出版地 横浜
出版者 春風社
出版者カナ シュンプウシャ
出版年 2022.7
ページ数 328p
大きさ 22cm
一般件名 石敢当
内容紹介 沖縄・鹿児島を中心に日本各地に分布する魔除けの石、石敢當。中国山東省出身の民俗学者が、日本・中国各地で実物調査した結果を、各種資料や先行研究とあわせて比較・分析。中国からの伝播の経緯や現在の状況を考究する。
NDC分類(9版) 387
ISBN 4-86110-753-5
ISBN13桁 978-4-86110-753-5
定価 ¥4200

目次

序章 石敢當の比較研究を行う必要性
  第1節 石敢當の比較研究をする動機
  第2節 「薩摩」「琉球」「奄美」
  第3節 石敢當の比較民俗研究の展開
  第4節 研究方法
  第5節 本書の構成
第1章 「石敢當」誕生推論
  はじめに
  第1節 『急就篇』にある「石敢當」文言
  第2節 石造物の石敢當の誕生
  第3節 現代中国書籍にある石敢當
  第4節 石敢當誕生推論
  おわりに
第2章 石敢當と泰山石敢當の異同-中国山東省泰安市岱岳区西南望村における石敢當調査の問題解明
  はじめに
  第1節 先行研究と調査地概要
  第2節 西南望村における石敢當
  第3節 石敢當について
  第4節 泰山石敢當について
  第5節 石敢當と泰山石敢當との比較
  おわりに
第3章 中国北方と南方における石敢當の比較研究-山東省と福建省を例に
  はじめに
  第1節 先行研究と調査地概要
  第2節 中国北方の石敢當-山東省泰安市を例に
  第3節 中国南方の石敢當-福建省を例に
  第4節 中国南北の石敢當の比較
  おわりに
第4章 日本における泰山石敢當の受容
  はじめに
  第1節 日本における泰山石敢當の現状
  第2節 旧薩摩領の泰山石敢當
  第3節 沖縄の泰山石敢當
  第4節 中国南北の泰山石敢當
  第5節 中国と比較して見る日本の泰山石敢當伝来と受容
  第6節 今帰仁歴史文化センターの泰山石敢當の一分析
  おわりに
第5章 「閩人三十六姓」と琉球の石敢當受容
  はじめに
  第1節 琉球の石敢當伝来
  第2節 「閩人三十六姓」と唐栄
  第3節 王国時代の琉球の石敢當受容
  第4節 琉球王国の風水展開から見る琉球の石敢當受容
  第5節 「閩人三十六姓」と琉球の石敢當受容
  おわりに
第6章 物から見る琉球(沖縄)の石敢當受容
  はじめに
  第1節 先行研究
  第2節 王国時代琉球の石敢當
  第3節 戦後沖縄の石敢當
  第4節 外部と比較して見る沖縄における石敢當受容
  第5節 物から見る各段階琉球(沖縄)の石敢當受容
  おわりに
第7章 薩摩の石敢當の中国伝来の可能性-倭寇や唐人町を中心に
  はじめに
  第1節 問題提起
  第2節 倭寇と薩摩の石敢當伝来
  第3節 九州中の薩摩の唐人町
  第4節 唐人町と薩摩の石敢當伝来
  第5節 九州範囲で見る薩摩の石敢當伝来
  第6節 薩摩の石敢當伝来の分析
  おわりに
第8章 物から見る旧薩摩領の石敢當受容
  はじめに
  第1節 先行研究
  第2節 薩摩の石敢當
  第3節 大隅の石敢當
  第4節 日向の石敢當
  第5節 外部から見る旧薩摩領の石敢當受容
  第6節 歴史と地域と合わせて見る旧薩摩領の石敢當受容
  おわりに
第9章 奄美諸島の石敢當受容-喜界島・奄美大島・徳之島を中心として
  はじめに
  第1節 先行研究と調査地概要
  第2節 物から見る奄美諸島の石敢當現状
  第3節 奄美諸島の石敢當伝来論
  第4節 物の比較を通じて見る奄美諸島の石敢當受容
  第5節 歴史と合わせて見る奄美諸島の石敢當受容
  おわりに
終章 結論と今後の課題
  第1節 各章の要約
  第2節 総合的分析
  第3節 今後の課題