向井 晃子/著 -- ムカイ アキコ -- 三元社 -- 2022.5 -- 728.21

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 728.2/ム022 0116100959 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 戦後前衛書に見る書のモダニズム
書名カナ センゴ ゼンエイショ ニ ミル ショ ノ モダニズム
副書名 「日本近代美術」を周縁から問い直す
著者 向井 晃子 /著  
著者カナ ムカイ アキコ
出版地 東京
出版者 三元社
出版者カナ サンゲンシャ
出版年 2022.5
ページ数 244,42p
大きさ 22cm
一般件名 書道-日本
内容紹介 芸術のジャンルとして不明瞭な立場にある「書」の革新を試みた上田桑鳩、森田子龍、井上有一、篠田桃紅。彼らの作品と、国内外の美術家との交流に注目し、日本近代美術の制度的枠組みを問い直す。
NDC分類(9版) 728.21
ISBN 4-88303-539-7
ISBN13桁 978-4-88303-539-7
定価 ¥4300

目次

序章
  一.「日本近代美術」のはじまりと書のモダニズム
  二.明治前期
  三.明治後期から大正期
第一章 上田桑鳩と「現代の書」
  一.第二次大戦以前の上田桑鳩
  二.モダニズム的な書の表現
  三.書壇の上田桑鳩受容
  四.権威の周縁での展開
第二章 森田子龍の「時間性」
  一.文字を書かない試み
  二.『墨美』創刊
  三.関西美術シーンでの交流
  四.前衛書の海外展開
  五.戦後の「書画再分離」
  六.素材の実験と「時間性」の重視
第三章 井上有一の「脱技術」
  一.原点としての「脱技術」
  二.「プリミティヴ」なものへの発展
  三.異素材による非文字の探究
  四.「有一スタイル」確立後の素材の研究
第四章 篠田桃紅による「同時代の書画一致」
  一.文字と抽象のにじみ
  二.同時代美術としての新しい書
  三.アメリカ人の協力による渡米
  四.にじみの制御と抽象への特化
終章