押川 信久/著 -- オシカワ ノブヒサ -- 九州大学出版会 -- 2022.6 -- 182.21

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 182.2/オ022 0116136052 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 朝鮮前期の国家と仏教
書名カナ チョウセン ゼンキ ノ コッカ ト ブッキョウ
副書名 僧尼管理の変遷を中心に
著者 押川 信久 /著  
著者カナ オシカワ ノブヒサ
出版地 福岡
出版者 九州大学出版会
出版者カナ キュウシュウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2022.6
ページ数 312,15p
大きさ 22cm
一般件名 仏教-朝鮮 , 宗教政策-歴史 , 朝鮮-歴史-李朝時代
内容紹介 朝鮮王朝政府が、自らが志向する国家体制の枠内に僧尼を包摂しようと模索する様相を、王朝政府内部でたたかわされた論議の推移を追跡する作業を通じて明らかにすることに主眼を置き、王朝政府の仏教政策の性格を論じる。
NDC分類(9版) 182.21
ISBN 4-7985-0333-2
ISBN13桁 978-4-7985-0333-2
定価 ¥6000

目次

序章
  はじめに
  一 日本・植民地朝鮮における朝鮮前期仏教政策史研究
  二 韓国における朝鮮前期仏教政策史研究
  三 本書の構成
第一章 朝鮮王朝建国当初における僧徒の動員と管理
  はじめに
  一 僧徒政策整備の背景
  二 朝鮮王朝建国当初における僧徒の動員
  三 朝鮮王朝建国当初の僧徒管理
  おわりに
第二章 『経国大典』度牒発給規定成立の経緯とその意義
  はじめに
  一 僧籍の作成
  二 僧人号牌法の施行
  三 公私賤への度牒の発給
  四 『経国大典』度牒発給規定の制定
  おわりに
第三章 成宗代における度僧法存廃論議の展開
  はじめに
  一 度僧法存廃論議の開始
  二 仁粋大妃・仁恵大妃の慈旨下教
  三 「節目」の制定
  おわりに
第四章 『経国大典』度僧条削除の経緯
  はじめに
  一 燕山君の仏教・僧徒に対する基本姿勢
  二 燕山君代における度牒発給の再開
  三 甲子士禍以降の僧徒政策
  四 『経国大典』度僧条の削除
  おわりに
第五章 『経国大典』度僧条削除後における僧徒の行状をめぐる論議
  はじめに
  一 金湜等の逃亡事件への僧徒の関与をめぐる論議
  二 仏事開催の是非をめぐる論議
  三 僧徒の紛擾事件をめぐる論議
  おわりに
第六章 中宗代後半における僧徒への号牌の発給
  はじめに
  一 号牌発給手続の整備
  二 土木事業への僧徒の動員
  三 土木事業の頓挫と僧徒の処遇
  おわりに
第七章 明宗代における僧徒政策の再開と廃止
  はじめに
  一 両宗の復立
  二 明宗七年(一五五二)における度牒発給の再開
  三 僧科の再開
  四 両宗・僧科の廃止
  おわりに
第八章 明宗代における地方寺院の組織運営
  はじめに
  一 両宗の復立・僧科の再開と地方の寺院
  二 安峯寺の組織運営
  三 王朝政府の仏教政策と安峯寺の僧の動向
  おわりに
第九章 一五世紀・一六世紀初頭の朝鮮における尼僧管理の推移
  はじめに
  一 朝鮮王朝建国当初における尼僧の行状
  二 世祖代における尼僧管理体制の構築
  三 成宗代の尼僧管理をめぐる論議
  四 燕山君代における尼僧の還俗強制と尼院の撤去
  おわりに
終章