堀川 英起/著 -- ホリカワ ヒデキ -- 生活書院 -- 2022.5 -- 493.764

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 493.7/ホ022 0116100264 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 患者の語りを聴くという問い
書名カナ カンジャ ノ カタリ オ キク ト イウ トイ
副書名 慢性うつ患者の自己管理を捉え返す
著者 堀川 英起 /著  
著者カナ ホリカワ ヒデキ
出版地 東京
出版者 生活書院
出版者カナ セイカツ ショイン
出版年 2022.5
ページ数 236p
大きさ 21cm
一般件名 うつ病
内容紹介 医療者が地域生活を送る慢性うつ患者の語りを聴くという課題に取り組んだ試行錯誤の成果。「自己対処に頼りすぎているように聴こえた語り」などを取り上げ、事例の再分析や考察を収録する。テキストデータの引換券付き。
NDC分類(9版) 493.764
ISBN 4-86500-141-9
ISBN13桁 978-4-86500-141-9
定価 ¥3000

目次

序章 なぜ患者の話を聴くのがつらいのか
  1 精神科病棟での経験-「治療」と「管理」の場
  2 精神科デイケアでの経験-「拒否する主体」との出会い
  3 看護学修士論文での経験-「混沌の物語」への違和感
  4 訪問看護での経験-「場」の違いと看護の内容
  5 看護教員としての経験-自分の過去の葛藤と同型の葛藤
  6 社会学研究科での経験-「医療者としての自己」の揺さぶられ
  7 分析対象の拡大-「患者の語り」と「医療者としての自己」
第1章 先行研究の検討と研究方法
  1 問いの社会的背景-転換期の精神科医療
  2 先行研究の検討
  3 再分析の概要
第2章 自己対処も援助希求もせず無責任に聴こえた語り
  1 分析視点:ストラウスの「戦略」
  2 事例の再分析
  3 考察
第3章 自己対処に頼りすぎているように聴こえた語り
  1 分析視点:クラインマンの「説明モデル」
  2 事例の再分析
  3 考察
第4章 他者に依存しすぎているように聴こえた語り
  1 分析視点:クラインマンの「ヘルスケア・システム」
  2 事例の再分析
  3 考察
第5章 うつ病言説と慢性うつ患者の語り
  1 分析視点:北中の日本のうつ病言説の変遷
  2 事例の再分析
終章 慢性うつ患者の自己管理と「混沌の物語」の捉え返し
  1 慢性うつ患者の自己管理の捉え返し
  2 医療者は患者の「混沌の物語」をどのように捉えたらよいか