ニコラ・ボーメール/著 -- ボーメール ニコラ -- 晃洋書房 -- 2022.5 -- 588.52

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 588.5/ホ022 0116089731 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル
書名カナ サケ
副書名 日本に独特なもの
著者 ニコラ・ボーメール /著, 寺尾 仁 /監訳, 岡崎 まり子 /[訳], 金子 麻里 /[訳], 駒形 千夏 /[訳], 根木 一子 /[訳], 長谷川 美緒 /[訳], 宮尾 裕美 /[訳]  
著者カナ ボーメール ニコラ
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2022.5
ページ数 10,276p
大きさ 22cm
一般件名 清酒
内容紹介 日本酒とは何か。フランス人地理学博士が、日本の歴史とアイデンティティの中に深く刻み込まれた「酒」をワイン文化と比較しながら紐解き、今後取り組まれるべき課題とともに、日本酒の魅力を語り尽くす。
NDC分類(9版) 588.52
ISBN 4-7710-3621-5
ISBN13桁 978-4-7710-3621-5
定価 ¥3800

目次

序論
  アイデンティティに根差した飲み物の地理学的研究
  日本に独特なもの
  本書の構成
第Ⅰ部 酒を探す
第1章 酒とは何か?
  酒ということばは何を意味するのか?語彙の難しさ
  日本の伝統的アルコール飲料における酒の位置付け
  「酒」をより広いカテゴリーに位置付けることは可能か?
第2章 酒造り
  アルコール発酵の論点と原理
  複雑な製造方法
  技術,品質,制約の発展
小括 穀物由来の「ワイン」にどのような地理学的結論が導かれたか
第Ⅱ部 酒のある場所
第3章 アジアの中で見る酒
  米ワイン
  古来の文明の飲み物
  米ワインにおける酒の独特な位置
第4章 日本の中で見る酒
  神々の飲み物
  創造主としての天皇と稲田
  儀式化された飲酒の空間と時間
第5章 食卓の上で見る酒
  酒はどのように飲まれるか?
  社会的な飲み物の空間と時間
  酒と他の飲み物
小括 日本に独特なもの
第Ⅲ部 酒造りと飲酒の歴史
第6章 起源から16世紀半ばまで
  日本におけるアルコール飲料の起源
  古代
  中世
第7章 16世紀半ばから明治時代まで
  新しい地理的モデル
  江戸社会における酒の位置
  生産地域の拡大
第8章 明治から現代まで
  明治維新から太平洋戦争まで
  戦争の惨事から新しい産地の再評価へ
小括 美味しく飲みたいという欲求を満足させる
第Ⅳ部 変わる酒・変わらない酒
第9章 消費者の変化と消費の新しい地理学
  国民的アルコール飲料の終焉と言えるか
  消費者の新しい酒の飲み方
  飲酒習慣の画一化の背後に,際立つ地域差
第10章 危機に直面した酒業界
  戸惑う日本酒業界
  慣習を定め直すことの必要性
第11章 新たな挑戦
  見直されるべき立法
  酒にテロワールは存在するか?
  酒の国際化
小括 時代遅れの飲み物か?
終章 日本に独特なものを検討する