末田 智樹/著 -- スエタ トモキ -- ゆまに書房 -- 2022.2 -- 673.83

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 673.8/ス022 0116089038 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 日本百貨店業発展史
書名カナ ニホン ヒャッカテンギョウ ハッテンシ
副書名 会社史で見るデパート経営
著者 末田 智樹 /著  
著者カナ スエタ トモキ
出版地 東京
出版者 ゆまに書房
出版者カナ ユマニ ショボウ
出版年 2022.2
ページ数 6,271p
大きさ 21cm
一般件名 百貨店-歴史
内容紹介 三越、高島屋、松屋、大丸、そごう…。会社史の分析を軸とした、10年に亙る百貨店業史研究を集大成。戦前と戦後における百貨店の課題を整理しつつ、今後の百貨店史研究の方向性を探る。
NDC分類(9版) 673.83
ISBN 4-8433-6285-3
ISBN13桁 978-4-8433-6285-3
定価 ¥2600

目次

序章 先行文献の整理-百貨店業の会社史資料と戦前・戦後の百貨店業史研究-
  1.日本における百貨店業の会社史資料の整理
  2.戦前日本の百貨店業史研究の整理と課題
第1部 三越編
第1章 三井呉服店案内の裏面-『花ごろも』から探るマーケティング的経営組織の改革-
  1.はじめに
  2.従来の評価と新たな視点
  3.高橋と日比による呉服店のマーケティング的改革
  4.高橋と日比による呉服店の組織改革
  5.店員の立場からみた『花ごろも』の役割
  6.おわりに
第2章 営業部長日比翁助の模索-『春模様』から探る三井呉服店の経営方針-
  1.はじめに
  2.『春模様』の挿画からみえる特色
  3.『春模様』の目次からみえる特色
  4.『春模様』とその後の発行誌との比較
  5.おわりに
第3章 三越の成立と発展-先駆的百貨店の役割-
  1.はじめに
  2.執筆者からみえる『三越』の会社史としての位置づけ
  3.『三越』からうかがえる三越の成立過程
  4.戦前までの百貨店としての三越の発展とその役割
  5.おわりに
第4章 三越大阪支店の再興に集結した優秀な人材と営業方針
  1.はじめに
  2.編者大橋と三越幹部が語る営業方針
  3.日比と中村と高山による大阪支店再興
  4.大阪支店の店員からみえる30年の足跡
  5.大阪支店の幹部陣による営業方針
  6.大阪支店の展望と大橋の跋文
  7.おわりに
第2部 呉服系百貨店編
第5章 松屋の発展とその礎石-銀座の老舗百貨店の知られざる成立と発展
  1.はじめに
  2.『松屋』の口絵写真と目次構成の検討
  3.創業経営者古屋徳兵衛による人材育成と経営組織の近代化
  4.松屋銀座本店の開業までの経緯
  5.店外の問屋からうかがえる松屋の百貨店化過程
  6.幹部の方針・展望と銀座・横浜・浅草三店舗の建築概要からわかる松屋
  7.おわりに
第6章 大丸の経営精神と専務取締役里見順吉-『大丸20年史』から探る経営法-
  1.はじめに
  2.編者の主張点からうかがえる大丸発展の意義
  3.大丸の江戸期の発展と明治後期の危局
  4.11代下村正太郎社長の経営改革による呉服系百貨店の誕生
  5.『大丸』の目次構成にあらわれた大丸の営業精神と特色
  6.里見純吉の入社経緯
  7.専務里見の経営訓話からわかる百貨店経営法の源流
  8.おわりに
第7章 高島屋の経営発展と飯田家-『高島屋100年史』から探る経営基盤
  1.はじめに
  2.飯田家の系譜と明治期における高島屋の経営
  3.飯田家同族会の成立と大正期の株式会社化
  4.大阪と東京における近代的大型店舗体制の確立
  5.おわりに
第8章 十合の創業と百貨店化-関西拠点の形成と発展経緯-
  1.はじめに
  2.『そごう』の口絵写真
  3.十合の創業と同族経営による百貨店化
  4.経営方針と接客上の指導方針
  5.大阪本店と神戸支店の営業地盤づくり
  6.回顧座談会からみえる創業期の営業
  7.おわりに
終章 百貨店業史研究の課題と方向性
  1.戦前・戦後の百貨店業史研究の課題
  2.戦前・戦後の百貨店業史研究の方向性
  3.小結