齋藤 宙治/著 -- サイトウ ヒロハル -- 東京大学出版会 -- 2022.2 -- 321.3

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 321.3/サ022 0116064437 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 子どもと法
書名カナ コドモ ト ホウ
副書名 子どもと大人の境界線をめぐる法社会学
著者 齋藤 宙治 /著  
著者カナ サイトウ ヒロハル
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2022.2
ページ数 6,368p
大きさ 22cm
一般件名 法社会学 , 児童 , 青少年
内容紹介 就労・結婚や各種契約など、子どもと大人の境界線はどこに引かれるべきか。子どもに対する制度的不利益や差別などの視点から、子どもの法的地位をめぐる現状と課題を浮き彫りにし、問題解決に向けた法理論を提示する。
NDC分類(9版) 321.3
ISBN 4-13-036155-2
ISBN13桁 978-4-13-036155-2
定価 ¥6800

目次

序章 子どもと法の基盤構築に向けて
  0-1 「子ども差別」の視座
  0-2 時代背景
  0-3 本書の特徴
  0-4 本書の構成
第一部 人々の法意識上の子ども差別
第1章 人々が考える法定年齢の理想年齢
  1-1 理想年齢を調査する意義
  1-2 法意識調査の概要
  1-3 理想年齢の回答結果
  1-4 法定年齢の4カテゴリー
第2章 理想年齢の規定要因
  2-1 理想年齢の背後にある社会的態度
  2-2 理想年齢の背後にあるデモグラフィック属性
  2-3 子どもの属性(自他性・性別)による影響
  2-4 理想年齢の規定要因のまとめ
第3章 理想年齢タイプの分類
  3-1 法定年齢の4カテゴリーの相互関係
  3-2 人々の法意識タイプの分類
  3-3 法意識タイプの分類のまとめ
第4章 子どもの権利・義務のイメージ
  4-1 自由回答形式の質問
  4-2 子どもの権利・義務として思い浮かぶこと
  4-3 子どもの権利・義務のイメージのまとめ
第二部 人々による事実上の子ども差別
第5章 ステレオタイプの分析枠組み
  5-1 ステレオタイプ内容モデル(SCM)とは
  5-2 日本社会とステレオタイプ
  5-3 子どもに対するステレオタイプ
第6章 日本社会における子どもに対するステレオタイプ
  6-1 ステレオタイプ調査の概要
  6-2 ステレオタイプ調査の結果
  6-3 具体的場面への応用可能性
第7章 供述と交渉における子ども差別
  7-1 子どもの供述の信用性評価
  7-2 子どもとの交渉・合意形成
  7-3 供述と交渉における子ども差別のまとめ
第三部 平等原則からの法理論的基盤の模索
第8章 平等原則と米国の判例
  8-1 平等原則を分析する理由
  8-2 違憲審査基準の種類
  8-3 子どもと平等原則をめぐる判例
第9章 子ども差別と違憲審査基準
  9-1 違憲審査基準を決める伝統的3要件
  9-2 子ども差別と伝統的3要件
第10章 子ども差別の違憲審査に関する諸問題
  10-1 子ども差別と高齢者差別の違い
  10-2 子ども段階論の問題点
  10-3 高度審査の運用のあり方
第11章 知見の一般化と日本法への示唆
  11-1 知見の一般化
  11-2 日本法への示唆
終章 子ども差別の視座からの法学の提唱
  12-1 本書の結論
  12-2 「チャイルディスト法学」の提案
  12-3 残された課題