近藤 誠司/著 -- コンドウ セイジ -- 関西大学出版部 -- 2022.2 -- 070.14

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 070.1/コ022 0116070301 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 災害報道とリアリティ
書名カナ サイガイ ホウドウ ト リアリティ
副書名 情報学の新たな地平
著者 近藤 誠司 /著  
著者カナ コンドウ セイジ
出版地 吹田
出版者 関西大学出版部
出版者カナ カンサイ ダイガク シュッパンブ
出版年 2022.2
ページ数 4,211p
大きさ 22cm
一般件名 ジャーナリズム , マス・メディア , 災害
内容紹介 災害が頻発する現代社会において、満身創痍ともいえる災害報道をいかに改善すればよいのか。災害報道研究史を概観し、新たな理論モデルを提起した上で、災害報道を局面別に再検討する。実践自例も紹介。
NDC分類(9版) 070.14
ISBN 4-87354-747-3
ISBN13桁 978-4-87354-747-3
定価 ¥2600

目次

序章 災害報道研究をひらく
  1 満身創痍の災害報道
  2 対症療法ではなく根本治癒を
  3 本書の構成
第Ⅰ部 災害報道研究の理論
第1章 災害報道の定義
  1 災害報道の基本3機能
  2 災害報道の基本4象限
第2章 災害報道研究史を概観する
  1 災害報道研究の布置
  2 マスコミ研究における災害報道研究のプレゼンス
  3 災害情報研究のなかの災害報道研究の動向
第3章 災害報道研究の新たな理論モデル
  1 コミュニケーション・モデルズからの示唆
  2 減災の正四面体モデルの特長と限界
  3 リアリティの地平
  4 メディア・イベントにおけるリアリティの共同構築モデル
第Ⅱ部 災害報道の局面別の再検討
第4章 緊急報道の分析
  1 メディア・イベントとしての東日本大震災
  2 東日本大震災の緊急報道のリアリティ分析
  3 リアリティを高める糸口を探求する
第5章 復興報道の分析
  1 メディア・イベントとしての四川大地震
  2 四川大地震の復興報道のリアリティ分析
  3 リアリティを重ねる糸口を探求する
第6章 予防報道の分析
  1 メディア・イベントの構成員に着目する
  2 防災番組の登場人物分析
  3 リアリティを深める糸口を探求する
第Ⅲ部 理論と実践の往還
第7章 実践事例1:災害報道版クロスロード
  1 災害報道版クロスロードの開発
  2 災害報道版クロスロードの実際
  3 災害報道版クロスロードのポテンシャリティ
第8章 実践事例2:早期避難の呼びかけ-広島モデル-
  1 呼びかけの呼びかけ
  2 呼びかけの呼びかけの新展開
  3 広島モデルのポテンシャリティ
第9章 実践事例3:KOBE虹会
  1 溶け合うことばたち
  2 他者との交歓
  3 共同性のポテンシャリティ
第Ⅳ部 到達点からの展望
第10章 COVID-19とインフォデミック
  1 インフォデミックの情況
  2 インフォデミック禍のリアリティ
  3 情報のワクチノロジー
終章 リアリティのリアリティ