宇田川 幸大/著 -- ウダガワ コウタ -- 岩波書店 -- 2022.1 -- 329.67

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 329.6/ウ022 0116050741 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 東京裁判研究
書名カナ トウキョウ サイバン ケンキュウ
副書名 何が裁かれ、何が遺されたのか
著者 宇田川 幸大 /著  
著者カナ ウダガワ コウタ
出版地 東京
出版者 岩波書店
出版者カナ イワナミ ショテン
出版年 2022.1
ページ数 11,270,2p
大きさ 22cm
一般件名 極東国際軍事裁判(1946~1948)
内容紹介 東京裁判の審理には、どのような特徴や問題点が存在し、いかなる「未決の課題」を遺したのか。日本政治・社会は、東京裁判をどう認識したのか。東京裁判の全体像を描き出す。『日本史研究』等掲載に書き下ろしを加える。
NDC分類(9版) 329.67
ISBN 4-00-061514-3
ISBN13桁 978-4-00-061514-3
定価 ¥5100

目次

序章
  第一節 本書の問題意識と先行研究
  第二節 本書の課題と分析対象
  第三節 本書の構成
第一章 東京裁判と軍部
  はじめに
  第一節 検察側の追及
  第二節 裁判対策
  第三節 法廷における攻防と判決
  小括
第二章 東京裁判と外務省
  はじめに
  第一節 連合国側の追及準備
  第二節 検察側の立証
  第三節 裁判対策の展開と弁護側反証
  第四節 審理の影響
  小括
第三章 東京裁判と大蔵省
  はじめに
  第一節 検察側の追及
  第二節 弁護側の動向と反証
  第三節 審理と問われざる問題群
  小括
第四章 東京裁判における天皇・天皇制論議
  はじめに
  第一節 検察側の追及準備
  第二節 弁護側の裁判対策と天皇・天皇制
  第三節 裁判審理における天皇・天皇制論議
  第四節 判決書と個別意見書における天皇・天皇制論議
  小括
第五章 序列化された戦争被害
  はじめに
  第一節 検察側の追及と「通例の戦争犯罪」・植民地支配
  第二節 審理と「通例の戦争犯罪」
  第三節 判決書における「アジア」
  小括
第六章 裁きと戦犯の「戦後」
  はじめに
  第一節 A級戦犯の戦争責任観・戦争観
  第二節 A級戦犯の戦後社会観
  小括
第七章 戦後史と東京裁判認識
  はじめに
  第一節 裁判の「受容」と問われざる問題群
  第二節 忘却と反発の時代
  第三節 歴史認識問題と再燃する東京裁判論議
  第四節 歴史修正主義と裁判論議
  小括
終章
  第一節 結論
  第二節 今後の課題