浜田 久美子/著 -- ハマダ クミコ -- 吉川弘文館 -- 2022.2 -- 210.3

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 210.3/ハ022 0116039215 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 日本古代の外交と礼制
書名カナ ニホン コダイ ノ ガイコウ ト レイセイ
著者 浜田 久美子 /著  
著者カナ ハマダ クミコ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2022.2
ページ数 7,349,26p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-古代 , 日本-対外関係-アジア(東部)-歴史 ,
内容紹介 中国において君主の徳の規範であった礼制を、東アジアに共通する概念で捉え直し、外交儀礼や外交文書、藤原仲麻呂の渤海外交などを分析。国家形成の過程に、礼の整備の段階があることを論じ、律令国家の概念に問題を提起する。
NDC分類(9版) 210.3
ISBN 4-642-04666-4
ISBN13桁 978-4-642-04666-4
定価 ¥10000

目次

序章 礼制からみる古代の東アジア
  はじめに
  一 礼の普遍性
  二 君主間の外交
  三 賓礼の性格
  四 本書の内容と構成
第一部 礼制と交通
第一章 日唐交通と朝鮮半島
  はじめに
  一 仮道・塞道
  二 遣隋使・遣唐使と朝鮮半島
  三 航路の検討
  おわりに
第二章 八・九世紀の日本と新羅
  はじめに
  一 遣唐使と遣新羅使
  二 遣新羅使の役割-遣唐使派遣に関して-
  三 日羅間の外交形態
  おわりに
第二部 外交文書にみる古代日本
第一章 東アジアにおける文書外交と相互認識
  はじめに
  一 君主間文書(国書)
  二 役所間文書
  おわりに
第二章 大宰府における外交文書調査
  はじめに
  一 石井正敏氏の「国書開封権」研究
  二 これまでの論点
  三 大宰府における外交文書開封
  おわりに
第三章 外交文書開封にみる政治文化
  はじめに
  一 「渤海蕃例」をめぐって
  二 存問使による外交文書の開封
  おわりに
第三部 古代国家の外交儀礼
第一章 「賓礼」以前
  はじめに
  一 六世紀までの外交儀礼
  二 対隋外交による変化
  三 百済の役以後
  おわりに
第二章 律令国家の外交儀礼
  はじめに-華夷思想と礼-
  一 正月儀礼への参加
  二 賓礼の整備
  三 外交儀礼の変質
  四 外交儀礼の儀式化
  おわりに-外交儀礼の重要性-
第四部 藤原仲麻呂の渤海外交
第一章 遣唐使藤原清河の帰国策
  はじめに
  一 藤原仲麻呂の周辺
  二 藤原清河の帰国策
  三 藤原仲麻呂の外交政策
  おわりに
第二章 藤原仲麻呂と「高麗」
  はじめに
  一 藤原仲麻呂と「高麗朝臣」
  二 「高麗」国号の使用
  三 宝亀年間の外交
  おわりに
第三章 渤海使と出羽国
  はじめに
  一 日渤外交初期
  二 藤原仲麻呂政権
  三 仲麻呂政権以後
  四 八世紀の渤海使の多様性
  おわりに
終章 「律令国家」への問題提起