ブライアン・ライター/著 -- ライター ブライアン -- 春秋社 -- 2022.1 -- 134.94

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 134.9/ラ022 0116086943 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル ニーチェの道徳哲学と自然主義
書名カナ ニーチェ ノ ドウトク テツガク ト シゼン シュギ
副書名 『道徳の系譜学』を読み解く
著者 ブライアン・ライター /著, 大戸 雄真 /訳  
著者カナ ライター ブライアン
出版地 東京
出版者 春秋社
出版者カナ シュンジュウシャ
出版年 2022.1
ページ数 30,567,22p
大きさ 20cm
一般件名 道徳の系譜学
内容紹介 ニーチェ研究者ブライアン・ライターの主著。「道徳の系譜学」を中心とするテクストを分析哲学的なスタイルで読解。ポストモダンのニーチェ解釈と決別し、事実や科学を重視した自然主義者ニーチェをクリアに描出する。
NDC分類(9版) 134.94
ISBN 4-393-32390-8
ISBN13桁 978-4-393-32390-8
定価 ¥4800

目次

第1章 イントロダクション
  自然主義とは何か
  ニーチェはどんな種類の自然主義者なのか
  一体どうしてあのニーチェが自然主義者でありえようか
  ニーチェのプロジェクト-諸価値の価値転換
第2章 知的遍歴と背景
  古典文献学
  ソクラテス以前の哲学者たち・ソフィスト
  ショーペンハウアー
  ドイツ唯物論
  まとめ
第3章 ニーチェの道徳批判1
  射程の問題
  ニーチェの批判対象としての「道徳」-形式的説明
  MPSの記述的要素
  記述的要素の批判-運命論と行為者性
  自由意志の批判
  自己の透明性
  普遍性と類似性
第4章 ニーチェの道徳批判2
  「高位の人間」
  高位の人間とMPS批判-異論に抗して
  MPSの規範的内容、害の因果メカニズム
  メタ倫理-価値に関する実在論?
  メタ倫理-価値に関する反実在論
  二つの最終難問
  結語
第5章 「系譜学」とは何か、『系譜学』とは何か
  「系譜学」の諸原理と方法
  「系譜学」と批判
  『系譜学』とは何か
  『系譜学』の統一性
第6章 第一論文の解説
  歴史への盲目を説明する
  ルサンチマン
  善悪の彼岸
  奴隷道徳の勝利
第7章 第二論文の解説
  慣習の道徳、良心の起源(一-三)
  やましい良心-負債と罪(四-八)
  やましい良心-内面化された残酷さ(一六-一八)
  宗教を通じた良心の道徳化(一九-二二)
  やましい良心と禁欲主義的理想(二三-二五)
第8章 第三論文の解説
  芸術家、哲学者、力への意志
  聖職者、人類、ルサンチマン、禁欲主義的理想
  真理、科学、パースペクティヴィズム
  第三論文にまつわる二つの最終難問
  三つの論文を統一する
第9章 一九〇〇年以降のニーチェ