久保原 大/著 -- クボハラ マサル -- 晃洋書房 -- 2021.11 -- 367.3

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 367.3/ク021 0116047200 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 血のつながりと家族のかたち
書名カナ チ ノ ツナガリ ト カゾク ノ カタチ
副書名 わたしたちが血縁を意識するとき
著者 久保原 大 /著  
著者カナ クボハラ マサル
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2021.11
ページ数 8,273,22p
大きさ 20cm
一般件名 親子関係
内容紹介 親子の絆に血縁は必要なのか。多様な家族関係における、親子の血縁と血縁に対する意識、そしてアイデンティティの関わりを血縁/非血縁関係から検討し、親子関係を再考するための新たな視座を提供する。
NDC分類(9版) 367.3
ISBN 4-7710-3552-2
ISBN13桁 978-4-7710-3552-2
定価 ¥2700

目次

第1章 問題の所在
  1 家族構成と家族観の変遷
  2 親子の紐帯
  3 子ども虐待の増加
  4 生物科学技術の進展と新たな問題
  5 用語の定義と扱い
  6 本書の構成
第2章 家族と血縁
  1 生物科学分野における血縁
  2 生殖補助医療技術の進展
  3 生殖補助医療における血縁
  4 人文科学分野における血縁
  5 血縁・血縁意識・アイデンティティに着目することの意義
第3章 「公/私」的実践としての非血縁親子(養育)関係における血縁
  1 公的実践としての非血縁親子(養育)関係における血縁
  2 私的実践としての非血縁親子関係における血縁
  3 非血縁親子関係を捉える視座
  4 非血縁親子関係における血縁の効果の多様性
第4章 血縁意識と家族
  1 本調査の目的
  2 調査の概要
  3 ジェンダーと血縁意識
  4 血縁規範意識の強弱による分析
  5 血縁規範意識の親子観への効果
第5章 シングルマザーからみる親子関係における血縁意識
  1 本章の目的
  2 調査の概要と倫理的配慮
  3 インタビューからみるシングルマザーの血縁意識
  4 婚姻関係の変化と血縁意識の変容
第6章 子ども虐待と血縁
  1 児童虐待相談対応件数の増加と児童虐待検挙状況
  2 データと方法
  3 潜在化されていた非血縁パートナーからの虐待
  4 子ども虐待を血縁意識から捉えることの意義
第7章 人びとの血縁意識とは
  1 潜在化されている血縁意識
  2 血縁とアイデンティティ
  3 血縁がある/ないことがもたらす正/負の効果と信頼関係の構築
第8章 親子にとって血縁とはなにか
  1 親子関係における「血縁・血縁意識・アイデンティティ」
  2 本書が示した親子関係における血縁意識を捉える視座
  3 本書の意義
  4 今後の展望と課題
  5 おわりに