高木 純一/著 -- タカギ,ジュンイチ -- 吉川弘文館 -- 2021.11 -- 210.46

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 210.4/タ021 0116021304 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 中世後期の京郊荘園村落
書名カナ チュウセイ コウキ ノ キョウコウ ショウエン ソンラク
著者 高木 純一 /著  
著者カナ タカギ,ジュンイチ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2021.11
ページ数 8,265,12p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-室町時代 , 荘園 , 村落-歴史
内容紹介 畿内村落のひとつである東寺領山城国上久世荘に軸を置き、室町期の年貢収納のありようや一揆の様相、武家権力との関係を検討。その特徴と時代に伴う変化を追い、中近世移行期村落論に新たな知見を提示する。
NDC分類(9版) 210.46
ISBN 4-642-02971-1
ISBN13桁 978-4-642-02971-1
定価 ¥8000

目次

序章 中世後期村落論の研究史と本書の課題
  一 戦前〜一九七〇年代の研究史
  二 一九八〇年代以降の研究史
  三 本書の視角と素材
Ⅰ 京郊荘園村落の支配体制と村落上層
第一章 山城国上久世荘における年貢収納・算用と「沙汰人」
  はじめに
  一 上久世荘「沙汰人」の成立過程
  二 「沙汰人」の役割
  三 一六世紀における支配再編と年貢算用状の変化
  おわりに
第二章 山城国上久世荘における被官化状況と細川氏権力
  はじめに
  一 侍衆の武家・寺家被官化
  二 細川氏権力による「与力」編成
  おわりに
第三章 山城国下久世荘における荘官・侍衆
  はじめに
  一 諸本所領「沙汰人」と公文
  二 公文と下司
  三 「侍分」の登場
  おわりに
Ⅱ 京郊荘園村落の再生産構造
第一章 山城国上久世荘における「荘家の一揆」と損免・井料
  はじめに
  一 損免交渉の特徴
  二 井料交渉の特徴
  三 井料負担体系と「荘家の一揆」
  おわりに
第二章 山城国上久世荘における段銭と「荘家の一揆」
  はじめに
  一 上久世荘における段銭の概要
  二 段銭をめぐる村と領主の交渉
  三 「荘家の一揆」の体制化
  おわりに
第三章 山城国上久世荘における鎮守・寺庵
  はじめに
  一 綾戸宮宮座中
  二 蔵王堂住持職をめぐる相論
  三 上久世荘の寺庵
  おわりに
第四章 山城国上久世荘における山林資源利用
  はじめに
  一 上久世荘の「鎮守の森」
  二 「十二郷」と「篠村山」
  おわりに
終章 本書の成果と課題