宇治 和貴/著 -- ウジ,カズタカ -- 法藏館 -- 2021.8 -- 188.71

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 188.7/ウ021 0116086984 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 親鸞の信と実践
書名カナ シンラン ノ シン ト ジッセン
シリーズ名 筑紫女学園大学人間文化研究所叢書
著者 宇治 和貴 /著  
著者カナ ウジ,カズタカ
出版地 京都
出版者 法藏館
出版者カナ ホウゾウカン
出版年 2021.8
ページ数 307,5p
大きさ 22cm
シリーズ名 筑紫女学園大学人間文化研究所叢書
シリーズ名カナ チクシ ジョガクエン ダイガク ニンゲン ブンカ ケンキュウジョ ソウショ
一般件名 真宗
内容紹介 親鸞の説いた浄土真宗とは、どのような実践をもたらす宗教か? 親鸞が歴史社会のなかで信にもとづいて展開した実践とその構造を検証することで、真宗における実践論の基礎理論を確立する。
NDC分類(9版) 188.71
ISBN 4-8318-3844-5
ISBN13桁 978-4-8318-3844-5
定価 ¥3000

目次

序章 真宗実践論研究の課題
  はじめに
  一 宗教的立場と世俗的立場
  二 真俗二諦的真宗理解の問題
  おわりに-真俗二諦の克服方法-
第一部 親鸞における信と社会
第一章 親鸞における信仰の構造と実践の関係
  はじめに
  一 戦後親鸞研究の展開と課題
  二 信の構造と実践の関係性
  三 大悲実践志向主体の成立
  おわりに
第二章 親鸞の宗教的・社会的立場
  はじめに
  一 親鸞の神祇観研究の変遷
  二 神祇不帰依を徹底した結果としての神祇護念
  三 自我仏教からの解放としての神祇不帰依
  おわりに
第三章 親鸞の救済における神祇不帰依の意義
  はじめに
  一 中世社会のコスモロジー-佐藤弘夫の論を手掛かりに-
  二 親鸞の信における往生の目的
  三 利他志向主体の成立と神祇不帰依の関係性
  四 信成立の必然的社会態度・神祇不帰依
  おわりに
第四章 親鸞の歴史観における信の意義
  はじめに
  一 親鸞の歴史観研究の変遷
  二 信による救済の意義
  三 権威主義否定の根拠としての信
  四 親鸞の末法認識
  おわりに
第二部 親鸞における信と実践
第一章 親鸞における伝道という実践の具体的把握
  はじめに
  一 「非僧非俗」の構造と意義
  二 「非僧非俗」に対する従来の理解と問題点
  三 親鸞の「非僧非俗」の立場から導き出される伝道実践
  おわりに
第二章 親鸞の信と自然法爾
  はじめに
  一 親鸞における本願力廻向の信心
  二 平雅行の「親鸞思想変容論」における造悪無碍理解の問題点
  三 平における親鸞の信心理解の問題点
  四 善鸞義絶後の親鸞の信仰と自然法爾
  おわりに
第三章 親鸞における仏道把握
  はじめに
  一 慈悲実践道としての仏道把握
  二 二世安楽信仰の超越と真仏弟子の意義
  三 弥陀の願いを生きる者としての「しるし」
  おわりに
結章 親鸞における実践論の本質
  一 慈悲の実践を志向する仏道の成立
  二 仏智にめざめることを願う実践
  三 「しるし」として現れる真宗者の倫理性