本島 和人/著 -- モトジマ,カズト -- 吉川弘文館 -- 2021.9 -- 334.4225

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 334.4/ホ021 0115996670 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 満洲移民・青少年義勇軍の研究
書名カナ マンシュウ イミン セイショウネン ギユウグン ノ ケンキュウ
副書名 長野県下の国策遂行
著者 本島 和人 /著  
著者カナ モトジマ,カズト
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2021.9
ページ数 11,356,9p
大きさ 22cm
一般件名 移民・植民 , 満州 , 満蒙開拓青少年義勇軍
内容紹介 全国一、満洲移民を送り出した長野県飯田・下伊那。なぜ多くの人びとが海を越えて満洲へ渡り、多大な犠牲を払うことになったのか。体験者の聞き取りと史料・文献により、地域の特異性を浮き彫りにして、新たな知見を示す。
NDC分類(9版) 334.4225
ISBN 4-642-03905-5
ISBN13桁 978-4-642-03905-5
定価 ¥10000

目次

序章 満洲移民と下伊那
  はじめに
  一 検証の前提
  二 満洲移民の記憶と記録
  三 課題への接近と先行研究
  おわりに
第一章 武装移民から満洲信濃村建設へ
  はじめに
  一 武装(試験)移民からはじまる下伊那の満洲移民
  二 信濃海外協会による満洲愛国信濃村への動き
  三 「御下問」と満洲信濃村への動き
  四 満洲信濃村と下伊那
  五 満洲信濃村と県議会
  おわりに
第二章 松島自由移民
  はじめに
  一 写真「送吉林省松島自由移民団」をよむ
  二 松島親造の帰郷と下伊那の情勢
  三 松島自由移民の募集開始と下伊那郡町村長会
  四 募集をめぐる動きと下伊那郡町村長会
  五 下伊那郡町村長会の変節と転換
  六 体験者の証言にみる松島自由移民の記憶
  七 分村送出と下伊那郡町村長会
  おわりに
第三章 「国策の線に沿つて進む」下伊那郡町村長会
  はじめに
  一 「下伊那村」建設への動きと満洲視察
  二 日中戦争開戦と満洲視察の「中止」
  三 一九三八年の年明けと視察決定
  四 参加者それぞれの事情と背景
  五 満洲農業移民地視察の記録を読む
  おわりに
第四章 「模範村」川路村の分村決議
  はじめに
  一 明治期から分村決議以前の村政
  二 満洲移民後援会の設立と寄附の募集
  三 難航する先遣隊募集
  四 特別助成村指定と新たな問題
  五 経済更生祈願祭の開催と「二百戸」送出に固執する村当局
  おわりに
第五章 顕在化する川路村の亀裂
  はじめに
  一 団員募集の難航と村議会の動き
  二 中央の介入と県による圧力と斡旋
  三 経済状況の好転による募集難航と再び村長辞任表明
  四 村長辞任、後任をめぐる混乱と勤労奉仕隊の派遣
  五 実際の送出数を検証する
  おわりに
第六章 川路分村完成を促す県の指導と介入
  はじめに
  一 県による川路分村促進のテコ入れ
  二 上伊那郡からの「応援」
  三 飯田市からの応援の試み
  四 南佐久郡海瀬村、川路分村入植に至る背景
  五 海瀬村の中心人物と清水清分村団長
  六 老石房川路分村と海瀬村からの入植者
  おわりに
第七章 満蒙開拓青少年義勇軍送出と下伊那教育会
  はじめに
  一 青少年義勇軍送出と拓務訓練
  二 昭和十七年度編成(一九四一年募集)の割当増と拓務訓練計画の決定
  三 下伊那四二校二〇八名が参加した拓務訓練
  四 参加二〇八名中「確定者」は六二名
  五 送出を担当した教員たちの戦後の回想
  おわりに
終章 敗戦間際まで続いた国策満洲移民
  一 満洲開拓第二期五ケ年計画と下伊那
  二 拓務省委員中原謹司の満洲視察と下伊那
  三 なぜ、下伊那から多くの人びとが満洲へ向かったのか
  おわりに