松枝 佳奈/著 -- マツエダ,カナ -- ミネルヴァ書房 -- 2021.5 -- 910.261

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 910.2/フ021 0116003427 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 近代文学者たちのロシア
書名カナ キンダイ ブンガクシャタチ ノ ロシア
副書名 二葉亭四迷・内田魯庵・大庭柯公
著者 松枝 佳奈 /著  
著者カナ マツエダ,カナ
出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2021.5
ページ数 11,529,8p
大きさ 22cm
一般件名 ロシア研究-歴史
内容紹介 近代日本の知識人たちはロシアをいかに知り、日露関係や両国の社会をどのように認識していたのか。明治・大正期の文学者である二葉亭四迷、内田魯庵、大庭柯公の軌跡を緻密に辿り、その思想的系譜を明らかにする。
NDC分類(9版) 910.261
ISBN 4-623-09118-8
ISBN13桁 978-4-623-09118-8
定価 ¥8500

目次

序章 ロシアに対峙した近代文学者たち
  1 「文学」の領分とロシア研究
  2 本書の目的と構成
第Ⅰ部 二葉亭四迷のロシア
第一章 二葉亭四迷が生まれた土壌
  1 先行研究の概観と論点
  2 青年期の二葉亭と教育
第二章 知露派言論人・二葉亭
  1 談話記事のなかのロシア文学・社会論
  2 日露戦争と『大阪朝日新聞』における活動
第三章 日露戦争後の二葉亭とロシア特派
  1 文学解説とロシア思想研究
  2 文学・言論活動で雄飛する志士
第Ⅱ部 内田魯庵のロシア
第四章 志士の理解者
  1 二葉亭との友情とロシアへの関心
  2 二葉亭死後の魯庵と日英のロシア研究への視線
第五章 思想・言論弾圧への抵抗としてのロシア研究
  1 ロシア革命後の『太陽』におけるロシア関係魯庵随筆
  2 「労農政府の承認問題」の分析
第Ⅲ部 大庭柯公のロシア
第六章 志士の挫折と新生
  1 同志との共闘
  2 「思想のために死す」
  3 新たな「自由簡易の天地」
第七章 「北隣の巨人に接せよ」
  1 第一次世界大戦と大庭のロシア特派
  2 ロシア社会・文化・風俗の観察
終章 自由と「経世済民」の希求
  1 本書の総括
  2 『露西亜に遊びて』以後の大庭の活動
  3 言論活動と社会関与の志向