加藤 晴美/著 -- カトウ,ハルミ -- 清文堂出版 -- 2021.3 -- 384.9

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 384.9/カ021 0116011065 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 遊廓と地域社会
書名カナ ユウカク ト チイキ シャカイ
副書名 貸座敷・娼妓・遊客の視点から
著者 加藤 晴美 /著  
著者カナ カトウ,ハルミ
出版地 大阪
出版者 清文堂出版
出版者カナ セイブンドウ シュッパン
出版年 2021.3
ページ数 10,279p
大きさ 22cm
一般件名 遊郭 , 売春問題-歴史
内容紹介 近代地方年において遊郭がいかにして形成され普及したのか、そしてそれがどのような特質をもつのか。地域社会における貸座敷や娼妓、遊客の存在形態に着目して検討することにより、明らかにする。
NDC分類(9版) 384.9
ISBN 4-7924-1488-7
ISBN13桁 978-4-7924-1488-7
定価 ¥6800

目次

第Ⅰ章 序論
  第1節 研究の目的と先行研究の課題
  第2節 研究の視点と方法
第Ⅱ章 近世・近代における遊廓の史的展開
  第1節 近世期における遊所の分布と類型
  第2節 近代移行期における遊廓の展開
  第3節 大正期における遊廓の展開
  第4節 近代遊廓の成立と景観の特徴
第Ⅲ章 明治前期米沢における遊廓の形成と貸座敷の存立
  第1節 本章の視点と研究対象地域の概要
  第2節 米沢における遊廓の形成と貸座敷業
  第3節 貸座敷東楼の経営と遊興
  第4節 東楼における芸娼妓の存在形態
  第5節 小括-貸座敷経営者と娼妓の存在形態-
第Ⅳ章 大正期烏山における遊廓の展開と遊客・娼妓の存在形態
  第1節 本章の視点と研究対象地域の概要
  第2節 明治初期における遊廓の創出
  第3節 旭遊廓の開設とその展開
  第4節 貸座敷福二楼における遊客の存在形態
  第5節 福二楼における遊興と娼妓の存在形態
  第6節 小括-地方小都市の遊廓における遊客と娼妓-
第Ⅴ章 軍港都市横須賀における遊廓の形成と開発者
  第1節 本章の視点と研究対象地域の概要
  第2節 幕末期から明治初年における遊廓の創設過程
  第3節 大滝遊廓の景観と貸座敷・芸娼妓の存在形態
  第4節 明治中期以降の市街地拡大と遊廓移転
  第5節 小括-地方有力者を担い手とした遊廓開発と地域社会-
第Ⅵ章 地方都市における近代遊廓の展開とその特質
  第1節 近代における地方都市遊廓の史的展開
  第2節 明治前期における遊廓の展開と立地
  第3節 地方都市における近代遊廓の成立
  第4節 近代地方都市における遊客・娼妓の存在形態とその変化
  第5節 地方都市における近代遊廓の成立とその特質
補論 大崎下島御手洗における遊廓の景観と地域社会
  第1節 本章の視点と研究対象地域の概要
  第2節 御手洗における売春業の史的展開
  第3節 ベッピンの暮らしと地域社会
  第4節 小括-閉ざされない遊廓と地域社会-
第Ⅶ章 結論
  第1節 総括
  第2節 地方都市における近代遊廓の成立過程とその特質
  第3節 今後の課題と展望