竹家 一美/著 -- タケヤ,カズミ -- 晃洋書房 -- 2021.4 -- 494.97

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 494.9/タ021 0116021726 一般図書   在架
奄美一般 2階閲覧室 494.9/タ021 0211760897 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 日本の男性不妊
書名カナ ニホン ノ ダンセイ フニン
副書名 当事者夫婦の語りから
著者 竹家 一美 /著  
著者カナ タケヤ,カズミ
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2021.4
ページ数 5,257,14p
大きさ 20cm
一般件名 不妊症 , 男性
内容紹介 なぜ男性の不妊は語り得ないのか。その背景に何があるのか。男性本人とそのパートナー、泌尿器科医へのインタビューで得た当事者の語りをもとに、今日の日本社会における男性不妊の位置づけを考察する。
NDC分類(9版) 494.97
ISBN 4-7710-3472-3
ISBN13桁 978-4-7710-3472-3
定価 ¥2800

目次

序章 本書の背景と目的
  1 男性不妊に対する社会のまなざし
  2 男性不妊はどのように語られてきたか
  3 本書の構成
第Ⅰ部
第1章 男性不妊の医療化と専門医の台頭
  1 男性不妊治療の実際
  2 専門医としての泌尿器科医
  3 関連用語の説明
第2章 先行研究と本書の位置づけ
  1 男性不妊の当事者を対象とした研究
  2 批判的検討と課題の設定
  3 理論的視座
第3章 対象と方法
  1 調査対象
  2 調査方法
  3 分析方法
第Ⅱ部
第4章 男性は自らの不妊をどのように経験するのか
  1 男性不妊治療という経験
  2 男性不妊にまつわる困難や葛藤
  3 男性不妊の経験による認識の変化
  4 男性が不妊治療を受けるということ
第5章 不妊治療における男性身体の意味づけ
  1 「身体経験」とは何か
  2 不妊をめぐる男性身体の「社会的構築」
  3 夫婦で経験する「無精子症」
  4 不妊治療の場におけるジェンダーの作用
第6章 女性は夫の不妊とどう向き合うのか
  1 妻の経験を捉える意味
  2 男性不妊の夫をもつ女性たちの語り
  3 男性不妊の夫をもつということ
第7章 男性不妊の開示をめぐる夫婦の戦略
  1 男性不妊はいかに開示されてきたのか
  2 ゴフマンのスティグマ論
  3 家族間における男性不妊の開示状況
  4 男性不妊をめぐる家族外への情報操作
  5 開示をめぐる夫婦の戦略とジェンダーの再生産
終章 現代日本の男性不妊
  1 今日の日本社会における男性不妊の位置づけ
  2 生殖をめぐるジェンダー平等に向けて