康 昊/著 -- コウ,コウ -- 吉川弘文館 -- 2021.5 -- 188.82

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 188.8/コ021 0115937492 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 中世の禅宗と日元交流
書名カナ チュウセイ ノ ゼンシュウ ト ニチゲン コウリュウ
著者 康 昊 /著  
著者カナ コウ,コウ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2021.5
ページ数 6,217,9p
大きさ 22cm
一般件名 禅宗-歴史 , 日本-歴史-中世
内容紹介 14世紀、国家の新しい体制仏教として位置づけられるようになった禅宗。その発展過程を、禅僧の活動から追究。五山禅林の思想・教学、仏事法会を通しての公武権力への関わり、中国宋元仏教との関係を解き明かす。
NDC分類(9版) 188.82
ISBN 4-642-02970-4
ISBN13桁 978-4-642-02970-4
定価 ¥8000

目次

序章 十四世紀の宗教史と中世禅宗史の課題
  一 十四世紀の禅宗史の研究
  二 本書の課題と意義
第一章 『元亨釈書』の歴史構想における顕密仏教と禅宗
  はじめに
  一 『元亨釈書』の構成と顕密仏教
  二 公武権力者と禅宗
  おわりに
第二章 中国の台禅論争と虎関師錬
  はじめに
  一 虎関師錬と天台宗の教判
  二 虎関師錬と『仏祖統紀』『伝法正宗記』
  おわりに
第三章 南北朝期における幕府の鎮魂仏事と五山禅林
  はじめに
  一 武家鎮魂施策への参入
  二 観応の擾乱後における鎮魂水陸会と室町幕府
  三 鎮魂水陸会と入元僧
  おわりに
第四章 五山禅林への袈裟下賜と室町殿
  はじめに
  一 「金襴紫衣」と夢窓疎石
  二 金襴袈裟・紫衣と室町殿
  おわりに
第五章 東福寺円爾の伝法衣と中世禅宗の法脈意識
  はじめに
  一 宋元禅林における「伝衣」と「楊岐法衣」
  二 『元亨釈書』『聖一国師年譜』にみる円爾伝法衣
  三 「密庵法衣」「楊岐法衣」言説の展開
  おわりに
終章 十四世紀の五山禅林と大元ウルス時代の江南禅宗文化圏
  一 本書の総括と意義
  二 今後の展望