平田 雅博/著 -- ヒラタ,マサヒロ -- 晃洋書房 -- 2021.3 -- 233.05

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 233.0/ヒ021 0116009705 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル ブリテン帝国史のいま
書名カナ ブリテン テイコクシ ノ イマ
副書名 グローバル・ヒストリーからポストコロニアルまで
著者 平田 雅博 /著  
著者カナ ヒラタ,マサヒロ
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2021.3
ページ数 7,267,4p
大きさ 21cm
一般件名 イギリス-歴史-近代
内容紹介 変容を遂げてきたブリテン帝国史研究の最前線を追跡。従来のパラダイムを越える「新しい帝国史」やグローバル・ヒストリーの成果を取り入れつつ、新旧の研究を統合するポスト「ポストコロニアル」総合を展望する。
NDC分類(9版) 233.05
ISBN 4-7710-3452-5
ISBN13桁 978-4-7710-3452-5
定価 ¥3200

目次

序論 いま帝国史とは何か
  一 『オックスフォード講座ブリテン帝国史』のパラダイム
  二 新しい帝国史のパラダイム
  三 評価とコメントから本書の構成へ
第Ⅰ部 ギャラハーとロビンソンからブリテン帝国史革命へ
第一章 植民地高等文官制度の変遷
  はじめに
  一 植民地高等文官制度の誕生から帝国主義期まで
  二 第二次世界大戦後の植民地高等文官の膨張期
  三 海外高等文官制度の再建と終焉
  四 植民地統治構造
  おわりに
第二章 日英比較帝国主義
第三章 ブリテン帝国史革命の指導者マッケンジー
  一 「ブラック・ホール」から免れて
  二 ブリテン帝国史革命へ
  三 オリエンタリズム
  四 ブリテン帝国史への四ネーションアプローチ
  五 ヨーロッパ諸国への適用、および比較帝国史
  六 『帝国百科事典』と『建築物から見たブリテン帝国』
第Ⅱ部 グローバル・ヒストリーに向けて
第四章 グローバル・ヒストリーの冒険
  一 ウォーラーステイン
  二 世界システム論から見た帝国主義
  三 ベイリン『アトランティック・ヒストリー』
  四 アーミテイジの思想史研究
  五 ベイリのグローバル・ヒストリー研究
  六 ロス『洋服を着る近代』
  七 思想のグローバル・ヒストリーに向けて
  八 「私たちのすべてが今やグローバル・ヒストリー史家か」
第五章 英語のグローバル・ヒストリー構想
  一 英語に関する考察の欠如?
  二 English,Britainなどの訳語
  三 国内の英語、帝国の英語
  四 英語のグローバル・ヒストリー構想に向けて
第Ⅲ部 グローバル・ヒストリーとポストコロニアルの交錯
第六章 新しい帝国史とは何か
  はじめに
  一 帝国論的転回と新しい帝国史
  二 古い帝国史から新しい帝国史へ
  三 オリエンタリズムからオーナメンタリズムへ
  四 ポストコロニアルとの対話
  五 新しい帝国史マニフェスト
  おわりに
第七章 ポスト「ポストコロニアル」総合に向けて
  一 ポストコロニアル研究と新しい帝国史
  二 制度からアイデンティティーへ
  三 政治から文化へ
  四 エリートからサバルタンへ
  五 ポスト「ポストコロニアル」総合に向けて
  六 ポストコロニアル研究と実証研究とのコラボ
結論 これから何をなすべきか