高柳 友彦/著 -- タカヤナギ,トモヒコ -- 東京大学出版会 -- 2021.2 -- 689.21

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 689.2/タ021 0116015504 一般図書   貸出中

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 1 0

資料詳細

タイトル 温泉の経済史
書名カナ オンセン ノ ケイザイシ
副書名 近代日本の資源管理と地域経済
著者 高柳 友彦 /著  
著者カナ タカヤナギ,トモヒコ
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2021.2
ページ数 4,400,5p
大きさ 22cm
一般件名 観光事業-日本 , 温泉-歴史 , 温泉権
内容紹介 「近代的土地所有権」制度は、温泉資源の利用・管理にどのような影響を与えたのか。温泉地における社会経済的変容に加え、温泉資源をめぐる利用・管理の歴史的変容過程を明らかにし、資源利用・管理の特質を解明する。
NDC分類(9版) 689.21
ISBN 4-13-046133-7
ISBN13桁 978-4-13-046133-7
定価 ¥7400

目次

序章 資源利用と地域発展とのかかわり
  第一節 本書の目的
  第二節 研究史と課題
第一章 温泉地の展開と旅行の近代化・大衆化
  はじめに
  第一節 温泉地における源泉利用の歴史的展開
  第二節 源泉利用・管理のタイプ
  第三節 旅行の近代化と利用客数増加の背景
  おわりに
第二章 源泉利用の調整と行政機構の役割
  はじめに
  第一節 明治初期における熱海温泉の源泉利用
  第二節 御料温泉の成立
  第三節 源泉利用の不安定化と調整
  第四節 規則・規約の改正
  第五節 区有温泉の誕生
  おわりに
第三章 源泉管理の変容と温泉配給事業の誕生
  はじめに
  第一節 関東大震災以前の熱海温泉
  第二節 関東大震災と大湯の枯渇
  第三節 町有温泉事業の誕生
  おわりに
第四章 新興温泉地の登場と株式会社による源泉管理
  はじめに
  第一節 長岡温泉の開発と鉱泉会社の設立
  第二節 第一次世界大戦以降の長岡温泉
  第三節 長岡温泉の復興と開発の進展
  おわりに
第五章 外湯利用の温泉経営と行財政運営
  はじめに
  第一節 第一次世界大戦前後の道後温泉
  第二節 行財政運営の動揺
  第三節 温泉町としての変化
  おわりに
第六章 温泉地の「銃後」の役割とその影響
  はじめに
  第一節 一九三〇年代半ばの温泉経営
  第二節 日中戦争と行財政運営
  第三節 一九三〇年代末期から太平洋戦争期の道後温泉
  おわりに
第七章 源泉利用と石炭資源開発との相克
  はじめに
  第一節 石炭開発に伴う源泉利用の変容
  第二節 相克問題の深刻化と行政の対応
  おわりに
終章 温泉地における私的所有と資源利用