喜多崎 親/著 -- キタザキ,チカシ -- 羽鳥書店 -- 2021.2 -- 723.35

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 723.3/モ021 0115952236 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 甦る竪琴
書名カナ ヨミガエル タテゴト
副書名 ギュスターヴ・モロー作品における詩人イメージの変遷
著者 喜多崎 親 /著  
著者カナ キタザキ,チカシ
出版地 東京
出版者 羽鳥書店
出版者カナ ハトリ ショテン
出版年 2021.2
ページ数 12,233,38p
大きさ 22cm
内容紹介 生涯ギリシア神話やキリスト教主題を描き続けた画家ギュスターヴ・モロー。1860年代から晩年にかけて制作した、詩人に関わる6作品を取り上げ、生成過程を分析し、詩人イメージがいかに形成され変容したかを明らかにする。
NDC分類(9版) 723.35
ISBN 4-904702-84-0
ISBN13桁 978-4-904702-84-0
定価 ¥4200

目次

序論
  モローの美術史的位置づけ
  モローの研究史
  本研究の対象と研究方法
第一章 インスピレーションの寓意-「ヘシオドス」テーマの変奏
  Ⅰ ヘシオドスとムーサ
  Ⅱ ヘシオドスとムーサ達
  Ⅲ ヘシオドスの変貌
  Ⅳ インスピレーションの寓意
  Ⅴ 結論
第二章 哀悼の神話-新しい神話画としての《オルフェウス》
  Ⅰ 《オルフェウス》
  Ⅱ オルフェウス図像の変遷
  Ⅲ 一八六〇年代の神話画の性格
  Ⅳ ピエタ図像との関係
  Ⅴ コスチューム
  Ⅵ 一五世紀の乙女
  Ⅶ 結論
第三章 オリエント幻想-《聖なる象》の異国趣味
  Ⅰ グーピル画廊展
  Ⅱ オリエントの詩人
  Ⅲ 象に乗る女性
  Ⅳ 合成されたオリエント
  Ⅴ 結論
第四章 詩想の喪失-《人類の生》の二つのヴァージョン
  Ⅰ 《人類の生》
  Ⅱ 人類の堕落と救済
  Ⅲ ヘシオドス
  Ⅳ オルフェウス
  Ⅴ 結論
第五章 浄化と再生-《ユピテルとセメレ》の逸脱
  Ⅰ 神話からの逸脱
  Ⅱ 神の出現と世界の変容
  Ⅲ 聖婚と太陽神
  Ⅳ ユピテルの変貌
  Ⅴ 礼拝像への接近
  Ⅵ 結論
第六章 甦る竪琴-《死せる竪琴》と終末のヴィジョン
  Ⅰ 遺言としての作品
  Ⅱ 《死せる竪琴》
  Ⅲ 生成過程
  Ⅳ 竪琴
  Ⅴ 結論
結論