中嶋 晋平/著 -- ナカジマ,シンペイ -- 思文閣出版 -- 2021.2 -- 397.21

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 397.2/ナ021 0115920043 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 戦前期海軍のPR活動と世論
書名カナ センゼンキ カイグン ノ ピーアール カツドウ ト ヨロン
著者 中嶋 晋平 /著  
著者カナ ナカジマ,シンペイ
出版地 京都
出版者 思文閣出版
出版者カナ シブンカク シュッパン
出版年 2021.2
ページ数 5,446,5p
大きさ 22cm
一般件名 海軍-日本 , PR-歴史
内容紹介 戦前期の日本海軍は、民衆・社会と良好な関係を構築するためにさまざまなPR活動を展開していた。日本の軍隊によるコミュニケーション活動をPRの視点から分析し、現代日本における社会と軍事組織とのあり方に一石を投じる。
NDC分類(9版) 397.21
ISBN 4-7842-1999-5
ISBN13桁 978-4-7842-1999-5
定価 ¥10500

目次

序章
  第一節 問題の所在
  第二節 先行研究
  第三節 本書の課題と目的
第Ⅰ部 近代日本における軍隊とPR
第一章 「PR」の視点からみる近代日本の軍隊と民衆・社会
  第一節 「宣伝-広報(PR)-広告」概念
  第二節 軍隊によるPR活動の黎明期-徴兵令の布告から日露戦争期まで-
  第三節 総力戦体制下におけるPR-満州事変からアジア・太平洋戦争期まで-
  第四節 軍隊と民衆とのコミュニケーションをPR概念から論じる意義
第二章 日本海軍のPR活動を分析する-PRのマネジメント・プロセスモデルと海軍記念日講話-
  第一節 分析モデル
  第二節 分析対象
  第三節 近代日本における海軍のPR活動の位置づけ
  第四節 分析の方法
第Ⅱ部 海軍におけるPR活動の萌芽と民衆-日露戦争〜第一次世界大戦-
第三章 日露戦争後の海軍と民衆
  第一節 講話開始前の海軍記念日(一九〇六〜一九〇九年)
  第二節 海軍記念日講話の開始
  第三節 海軍記念日講話にみる日露戦後の海軍と民衆
第四章 第一次世界大戦前後における海軍のPR活動
  第一節 PR活動としての海軍記念日講話
  第二節 第一次世界大戦前後の海軍記念日講話の特徴
  第三節 講話の内容
  第四節 PR化する海軍記念日講話
第五章 第一次世界大戦前後における海軍と世論
  第一節 海軍によるPR活動の萌芽
  第二節 PRの場としての海軍記念日講話の開始
  第三節 PRの場としての海軍記念日講話の課題
  第四節 有効なPR活動の模索
  第五節 「軍縮時代」を前にした海軍のPR活動と世論
第Ⅲ部 海軍におけるPR活動の積極化と世論-軍縮問題-
第六章 軍縮をめぐる言説空間
  第一節 軍縮世論とマス・メディア
  第二節 海軍軍縮問題と地域社会-『京都日出新聞』を事例に-
  第三節 一九二一年前半における『京都日出新聞』の軍縮論
  第四節 ワシントン会議と『京都日出新聞』-軍縮問題と太平洋・極東問題-
  第五節 ワシントン体制に対する評価
  第六節 錯綜する軍縮世論
第七章 軍縮期における海軍のPR活動
  第一節 軍縮会議をめぐる海軍と世論
  第二節 海軍記念日講話の拡大
  第三節 軍縮期の講話内容
  第四節 軍縮期における海軍によるPRの構築と活用
第八章 軍縮期における海軍と世論
  第一節 海軍軍事普及委員会の設置
  第二節 軍縮期における多角的なPR活動の模索
  第三節 ワシントン体制をめぐる「世論」
  第四節 海軍記念日講話からみる軍縮期の海軍と世論
第九章 戦前期の「軍艦便乗」にみる海軍のPR活動と民衆
  第一節 「軍艦便乗」というPR活動
  第二節 軍艦便乗に関する規程
  第三節 PR活動としての軍艦便乗の始まり
  第四節 軍艦便乗の拡大-民間団体との協働-
  第五節 軍艦便乗にみる海軍と民衆
終章
  第一節 戦前期における海軍のPR活動と世論
  第二節 本書の成果と今後の課題