吉松 覚/著 -- ヨシマツ,サトル -- 法政大学出版局 -- 2021.2 -- 135.5

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 135.5/ヨ021 0116015116 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 生の力を別の仕方で思考すること
書名カナ セイ ノ チカラ オ ベツ ノ シカタ デ シコウ スル コト
副書名 ジャック・デリダにおける生死の問題
著者 吉松 覚 /著  
著者カナ ヨシマツ,サトル
出版地 東京
出版者 法政大学出版局
出版者カナ ホウセイ ダイガク シュッパンキョク
出版年 2021.2
ページ数 260,13p
大きさ 22cm
一般件名 生と死
内容紹介 デリダの生の欲動と死の欲動の拮坑としての<生-死>概念、そして死をそのなかに含む時間的残存としての<生き延び>の概念を分析。デリダが思考しつづけた<可能な限り強烈な生>の有り様を明らかにする。
NDC分類(9版) 135.5
ISBN 4-588-15114-9
ISBN13桁 978-4-588-15114-9
定価 ¥4000

目次

序論
第一部 「生死」概念の形成一九六七-一九八〇年
第一章 フロイトの読者、デリダにおける時間、生、リズム
  はじめに
  一 知覚の不連続性と周期性
  二 フロイトにおける認識論と単位時間
  三 刺激の不連続性と時間表象
  四 間隔化と時間性
  五 リズムと生き延び
  六 おわりに
第二章 開放系としての生命
  はじめに
  一 プログラムと生気論/機械論
  二 選択としての生殖と力への意志
  三 有性生殖と死
  四 生命とテクスト
  五 生命の論理としての生殖とエネルギー、テクスト
  六 おわりに
第三章 「自由エネルギー」をめぐるフロイトの誤読?
  はじめに
  一 「思弁する」におけるデリダの読解姿勢
  二 フロイトの「カードの取り違え」?
  三 フロイトにおける「拘束」
  四 生死の運動としての拘束/脱拘束
第二部 生死概念の展開一九八〇-二〇〇三年
第四章 翻訳・生き延び・正義
  はじめに
  一 伝承による生き延びと生
  二 デリダの決断論の由来
  三 決定に伴う三つのアポリア
  四 理念と正義
  五 法、暴力、約束
  六 おわりに
第五章 生(の力)を別の仕方で思考すること?
  はじめに
  一 デリダにおける自己免疫性
  二 民主主義の自殺的傾向
  三 自己性そのものの破壊
  四 来たるべき民主主義と闘技民主主義
  五 生の力を別の仕方で思考すること?
結論