野本 禎司/著 -- ノモト,テイジ -- 吉川弘文館 -- 2021.2 -- 210.5

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 210.5/ノ021 0115895583 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 近世旗本領主支配と家臣団
書名カナ キンセイ ハタモト リョウシュ シハイ ト カシンダン
著者 野本 禎司 /著  
著者カナ ノモト,テイジ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2021.2
ページ数 5,373,8p
大きさ 22cm
一般件名 旗本
内容紹介 徳川将軍家の直臣、直轄軍として権力の支柱だった旗本家。彼らは幕府官僚職の遂行と知行所の支配をいかに両立し、近世領主として存立していたのか。領主支配の構造と家臣団の実態を解明し、江戸周辺にもたらした社会像を提示。
NDC分類(9版) 210.5
ISBN 4-642-04332-8
ISBN13桁 978-4-642-04332-8
定価 ¥11000

目次

序章 旗本知行研究の課題と本書の分析視角
  はじめに
  一 旗本知行研究の成果と課題
  二 本書の分析視角
  三 分析対象の概観
  四 本書の課題と構成
第一部 近世国家における旗本知行
第一章 旗本拝借金制度の構造と展開
  はじめに
  一 旗本拝借金の展開
  二 旗本拝借金の性格
  三 幕府官僚職遂行と旗本家の特権
  四 旗本拝借金の返納
  おわりに
第二章 天保期旗本家の知行所支配の変質と「在役」
  はじめに
  一 天保五年における越訴と「在役」
  二 天保一二年の頼母子講と「在役」
  おわりに
第三章 旗本家の知行所支配行政の実現と「在役」
  はじめに
  一 旗本牧野家における「在役」
  二 「在方御役所」と文書行政の展開
  三 幕末期の「在役」制の意義
  おわりに
第四章 幕末期の旗本家の「役」と家政改革
  はじめに
  一 旗本牧野家の系譜と知行所
  二 旗本家の「役」と知行所の関係
  三 安政五年の家政改革
  おわりに
第五章 安政期における旗本家の家政改革
  はじめに
  一 旗本藤沢家の系譜と知行所
  二 ペリー再来航にともなう浜御庭警衛
  三 安政期の藤沢家の家政改革
  おわりに
第二部 旗本家家臣団の再生産構造
第一章 近世後期旗本家家臣団の編成原理
  はじめに
  一 旗本三嶋家と家臣団構成
  二 三嶋家における家臣団編成原理
  三 三嶋家家臣団の再生産構造
  おわりに
第二章 近世後期旗本家用人の就任過程
  はじめに
  一 旗本家政における知行所惣代勤番の成立
  二 松原権右衛門の用人就任とその役割
  三 松原権右衛門の家政改革
  おわりに
第三章 大坂目付役遂行時の旗本家の家臣団編成と勝手元締役
  はじめに
  一 大坂目付役遂行時の家臣団編成
  二 江戸帰府後の平川家と武士意識
  おわりに
第四章 近世後期旗本家家臣の存在形態
  はじめに
  一 旗本家家臣団の再編成と官僚制原理
  二 近世後期旗本家家臣の存在形態
  おわりに
終章 本書の総括と展望
  一 近世旗本領主の性格
  二 「近世領主」旗本家家臣団の再生産構造
  三 旗本領主支配の実現メカニズム
  四 近世旗本領主論の展望