酒井 雅代/著 -- サカイ,マサヨ -- 吉川弘文館 -- 2021.2 -- 210.5

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 210.5/サ021 0115893133 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 近世日朝関係と対馬藩
書名カナ キンセイ ニッチョウ カンケイ ト ツシマハン
著者 酒井 雅代 /著  
著者カナ サカイ,マサヨ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2021.2
ページ数 6,261,9p
大きさ 22cm
一般件名 日本-対外関係-朝鮮-歴史 , 府中藩(対馬国)
内容紹介 徳川幕府が唯一の正式な外交関係を結んだ朝鮮。その交渉実務を委ねられた対馬藩。密貿易、越境、信使制度の改革など、日朝間の諸問題はいかに解決されたのか。交渉の最前線における通詞たちの活動から考察する。
NDC分類(9版) 210.5
ISBN 4-642-04335-9
ISBN13桁 978-4-642-04335-9
定価 ¥8500

目次

序章 研究史の動向と本書の課題
  一 近世対外関係史研究の動向
  二 近世日朝関係史研究の動向
  三 本書の課題
  四 本書の構成
第一部 日朝間の諸問題と朝鮮・対馬藩・幕府
第一章 寛文抜船一件からみる日朝関係
  はじめに
  一 寛文抜船一件の概要
  二 抜船の計画と実行
  三 寛文抜船一件の発覚
  四 寛文抜船一件の終結
  おわりに
第二章 一八世紀前半の沿岸警備体制と対馬藩
  はじめに
  一 享保抜船一件
  二 抜船一件の解決
  むすびにかえて
第三章 寛政期における異国船の釜山来航と日朝海域
  はじめに
  一 ブロートンの釜山龍塘浦来航と朝鮮
  二 倭館・対馬藩国元における異国船対応
  三 幕府への報告と日朝海域の警備
  おわりに
第四章 朝鮮人の倭館「亡命」事件にみる日朝関係
  はじめに
  一 「南必善一件」の概要
  二 「南必善一件」の対処からみる朝鮮・対馬藩
  三 「南必善一件」にみる倭館の機能
  おわりに
第二部 日朝外交と朝鮮通詞
第一章 近世後期対馬藩の朝鮮通詞
  はじめに
  一 朝鮮通詞の人事
  二 朝鮮通詞の職務
  三 通詞への賞罰と御免札の育成
  おわりに
第二章 朝鮮信使易地聘礼交渉の頓挫と再開
  はじめに
  一 易地聘礼交渉の経過
  二 易地聘礼交渉と倭館
  おわりに
第三章 朝鮮通詞の著作と最前線での日朝交流
  はじめに
  一 通詞の著作
  二 通詞小田幾五郎と『象胥紀聞』の成立
  三 『通訳酬【サク】』の成立
  四 『通訳酬【サク】』執筆の背景と目的
  おわりに
終章 日朝接触からみる近世日朝関係史
  はじめに
  一 日朝接触の様相と「国家」の動向
  二 日朝接触と日朝外交
  おわりに