竹内 祐介/著 -- タケウチ,ユウスケ -- 吉川弘文館 -- 2020.12 -- 332.21

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 332.2/タ020 0115913147 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 帝国日本と鉄道輸送
書名カナ テイコク ニホン ト テツドウ ユソウ
副書名 変容する帝国内分業と朝鮮経済
著者 竹内 祐介 /著  
著者カナ タケウチ,ユウスケ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2020.12
ページ数 8,248p
大きさ 22cm
一般件名 朝鮮-経済-歴史 , 鉄道-朝鮮
内容紹介 19世紀末以来、台湾・朝鮮などを植民地化した日本は、鉄道物流網の構築を目指した。帝国内の米・粟・石炭や綿織物などの工業製品の生産・流通・消費の実態を鉄道統計資料から分析し、日本帝国下の朝鮮経済の実像を解明する。
NDC分類(9版) 332.21
ISBN 4-642-03896-6
ISBN13桁 978-4-642-03896-6
定価 ¥8000

目次

序章 朝鮮/日本帝国経済史研究
  はじめに
  1 朝鮮/日本帝国経済の史的展開
  2 朝鮮/日本帝国経済史をめぐる視角
  3 本書の構成と資料・分析視角
第Ⅰ部 鉄道敷設と貨物輸送の朝鮮的特質
第1章 鉄道敷設と沿線市場の形成
  はじめに
  1 鉄道敷設の展開過程
  2 鉄道敷設と沿線人口
  3 局私鉄別にみた鉄道敷設と沿線人口
  おわりに
第2章 鉄道貨物輸送からみる域内分業・消費市場
  はじめに
  1 鉄道貨物輸送額推計の意義と方法
  2 検証と分析-域内分業・消費市場の構造と変容
  おわりに
第3章 都市化・域内分業・帝国内分業の朝鮮的特質
  はじめに
  1 鉄道敷設状況の比較
  2 貨物輸送の内容と域内分業の比較
  3 セメント需要と「都市化」の比較
  おわりに-帝国内分業下の朝鮮・台湾
第Ⅱ部 帝国内分業の変容と朝鮮市場
第1章 米の「飢餓輸出」と穀物の帝国内分業
  はじめに
  1 穀物の帝国内分業の構造と変容
  2 満洲粟の消費地域の変容
  3 朝鮮南部における穀物需給
  おわりに
第2章 輸入代替工業化と消費市場の地域的拡大
  はじめに
  1 綿製品消費市場の拡大-朝鮮半島全体の動向
  2 原綿の生産と域内流通構造
  3 綿布の生産と域内流通構造
  4 織物消費市場としての北部/農村部
  おわりに
第3章 鉱業化と燃料多消費社会の形成
  はじめに
  1 朝鮮炭の炭質と石炭需給状況
  2 家庭用燃料としての石灰消費
  3 燃料消費の地域性
  おわりに
第Ⅲ部 鉄道輸送と地域経済
第1章 朝鮮鉄道黄海線と沿線地域経済
  はじめに
  1 朝鮮鉄道網の中の私鉄の位置
  2 朝鮮鉄道黄海線の沿線経済と貨物輸送構造
  3 輸送網の拡張と輸送ルート・輸送内容の変化
  おわりに
第2章 北鮮鉄道と朝鮮経済
  はじめに
  1 北鮮ルートの形成過程
  2 満鉄委託経営期の羅津・北鮮鉄道
  3 満鉄貸付経営期の羅津・北鮮鉄道
  おわりに
終章 消費市場の成長とその地域性
  1 消費市場の成長とその地域性
  2 植民地「期」朝鮮をみる視角